
記録的な猛暑が、夏野菜に異変と恩恵をもたらしています。高止まりしていた価格に、ようやく値下がりの兆しが見えてきました。
スープカレー専門店「最大級のピンチ」
食欲が下がりがちな暑い夏に食べたくなるのが、スパイスの効いたカレー。
東京・神田須田町にあるスープカレー専門店「カムイ」では、ナスやピーマンにトマト、食べ応え抜群の大きさの野菜に、じっくり煮込んだトマトベースのスープが大人気です。
客
「野菜がおいしくて、夏バテ気味だったので、すごくうれしいです」
「カレーのルーと(野菜が)マッチしていて、おいしいです」
生の野菜にこだわった野菜カレーが売りですが、野菜の高騰で今年5月に値上げせざるを得ませんでした。
スープカレー カムイ
諸橋宏明さん
「カレーを全般的に110円値上げさせていただきまして、野菜で上げるのは初めて。ナスとかピーマンとか、本当に高いのは高くて」
野菜は例年の3割ほど高いうえ、さらに心配なのが、この時期に安くなるはずの夏野菜の価格が高止まりしていることです。
「16年目で最大級のピンチ。(高騰続けば)最終的には具なしカレーです」
農林水産省の価格動向を見てみると、夏野菜の代表格であるピーマン、ナス、トマト、キュウリが平年に比べ3割前後も上がっています。
夏野菜に一体、何が起きているのでしょうか?
「これからは安く」
夏の時期は、ナスやキュウリといった30種類の野菜を栽培している東京地球農園。今年は梅雨が長く、その後、急激な猛暑となったため、野菜に異変が起きているといいます。
東京地球農園 久保田武男さん
「キュウリなんですが、こんなに大きくなっています。梅雨でいっぱい水分があるところに、急に暖かくなると大きくなるんです。こうなると廃棄せざるを得ない」
しかし、残念な話ばかりではありません。遅く植えて収穫時期をずらしたものについては、猛暑で日の光をたっぷりと浴び、順調に育っているといいます。
「ナスです。ステーキナスという種類。こんなにデカくても柔らかくておいしいです。それが今、絶好調です」
オクラやモロヘイヤなども、このままいけば十分な収穫量になりそうだと期待しています。
気になる夏野菜の価格。今後はどうなるのでしょうか?
アキダイ 秋葉弘道社長
「先週の後半ぐらいから流通量が増えて、値段が下がってきたものが多い。これからは安くなります。トマトに関しては20日間くらい、たくさん出る。ナスは1カ月くらい安いと思います」
(2026年7月28日放送分より)
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