『宇宙兄弟』完結記念、宇宙空間で描かれた幻のエピソード「425.5話」の記録映像が公開

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 2007年より連載を開始し、2026年6月に約18年の歴史に幕を下ろした小山宙哉氏による人気漫画『宇宙兄弟』。本作の完結を記念し、宇宙で漫画を描く人類初の試み「Mission: SPACE COMIC(ミッション:スペースコミック)」の記録を収めた特別映像が公開された。

【画像】「Mission: SPACE COMIC」マークなど

 本ミッションは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提供する国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の「きぼう有償利用制度」を活用し、宇宙空間で漫画を描く前例のない取り組みである。「きぼう」日本実験棟内に搭載されたロボットアームを地上から遠隔操作し、微小重力環境下での数々の困難を乗り越えながら、2年以上にわたる挑戦の末、『宇宙兄弟』本編では語られなかった「425.5話」を宇宙空間で描く実証が形となった。

 2026年7月22日(水)に発売された『宇宙兄弟』最終46巻〈特装版〉には、本ミッションを通じて宇宙で描かれた小山宙哉氏描きおろしの「425.5話」フルカラー版が収録されている。

 今回公開された特別映像は、小山宙哉氏の筆跡データを地上から400km離れた宇宙空間のロボットアームへ伝送し、本編の第425話と第426話の間をつなぐ「幻のエピソード(425.5話)」を遠隔描画するまでの実証記録映像となっている。微小重力下で生じるアームの挙動変化、最大6秒の通信遅延、宇宙飛行士の作業時間の制限、使用できる道具の制約といった困難に直面しながらも、調整を重ねて形にしていく軌跡が収められている。

 なお、ミッション実現までの2年間の軌跡を追ったメイキング映像も近日公開予定とされているほか、7月28日(火)より、本遠隔描画ミッションが実際に運用されたJAXA筑波宇宙センターの所在地であるつくば駅にて「Mission: SPACE COMIC」の広告掲出が行われる。

▼『宇宙兄弟』完結記念「Mission: SPACE COMIC」特別映像

(C)Hayato Oishi

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