■「いざという時に持ち歩くはずがない」日本の“持ち歩き案”に瀧波ユカリ氏が猛反論
日本国内でのストーカー相談件数は年々増加し年間2万件超、禁止命令の件数も3000件を超えている。こうした状況下で検討されるGPSの義務化だが、具体的にどのようなものを装着するかなどは今後の議論だ。日本では加害者への「人権への配慮」を理由に、体への直接的な装着ではなく、GPS端末を持ち歩かせるという案も出ている。
この「持ち歩き案」に対し、瀧波氏はその矛盾と無意味さを指摘した。
「(GPS対策は)ほかの国でもやっていることだし、すぐにでもやってほしい。ただ、“持ち歩き”は装着じゃない。それは人権に配慮してということだと思うが、意味がない。だって持ち歩かないでしょう。ストーカーは痴情のもつれや恋愛ではなく、報復、衝動、そういう依存的に突き動かされるものがあってやるようなこと。持ち歩こうという冷静さはない」
また、加害者の人権を尊重しつつも、まずは被害者の生命と安全を守るために、一時的な制限をかけることは当然の措置であると述べた。
「加害者が再犯をせずに済むということや人権ももちろん大事だけれど、被害者の不利益、加害者が加害する可能性、そういったことを鑑みた上で、一時的に制限することはあって然るべきだと思う。だから、こういうのを義務化として検討するなら、持ち歩き案とのちぐはぐさをもう一度考えてほしい」
(『わたしとニュース』より)
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