【キングス・ワールドカップ・クラブズ2026 エキシビションマッチ】GEAR 7 FC 0-7 MURASH FC(日本時間7月30日/イタリア・ミラノ)
“新時代の7人制サッカー”として話題沸騰中の「キングス・リーグ」クラブ世界大会がイタリアで開催中。特別招待枠として参加している日本代表の試合では、百戦錬磨の人気実況コンビも思わず大興奮の“特殊ルール”が発動し、話題となった。
Z世代や動画配信向けに特化したさまざまな独自ルールが存在するキングス・リーグ。1v1から試合がスタートし、時間が経つにつれ人数が増えていくシステムや、試合中にさまざまな効果を発動できる“シークレットカード”、さらにクラブチームのオーナーがペナルティーキック(PK)を蹴り、決まれば正式にゴールとして認められる“プレジデントPK”など、観客を飽きさせない工夫が随所に散りばめられている。
また、後半開始から3分間は“ダイス”(サイコロ)が振られ、出た目の人数+ゴールキーパーのみがプレーできるルールとなっており、この試合で出た目はなんと「1」。ABEMAの生中継で実況を務めた下田恒幸アナウンサーも思わず「1対1? すごいなぁ…」と驚けば、解説の元Jリーガー林陵平氏も「いいですねぇ。一番観たいやつですよね」とコメント。軽妙な掛け合いとハイレベルな実況解説で人気の“ハヤシモダ”コンビもおそらく初体験の展開だったに違いない。
「さぁ、なんと“サシ”です。サシの勝負です」下田アナの興奮気味の口上で後半がスタート。まずは審判が真上に放り投げたボールを、フィジカルに長けたMURASH FCディフェンダーの縣翔平とGEAR 7 FCのディフェンダー、 ニッコロ・チチェーリで奪い合い、縣が競り勝ちMURASH FCボールに。縣はキーパーまでボールを戻し、すぐさまミッドフィールダーの白石郁哉と交代する。白石はドリブルで相手陣内まで攻め込み、チチェーリをかわしてシュートを放つが、惜しくも相手キーパーに阻まれる。
その後も目まぐるしい展開が続き、GEAR 7 FCが攻め込む場面も見られたが、MURASH FCゴールキーパー深谷圭佑による再三のスーパーセーブもあり1対1の3分間はスコアレスに終わった。林氏は「あっという間ですね3分! もっと見たかったですね、面白い」と振り返っていた。また好守連発の深谷については「ノイヤーよりノイヤーでした」と、サッカードイツ代表GKに例えて絶賛していた。
その後もMURASH FCは元サッカー日本代表DFの太田宏介新監督によって磨かれた組織的な守備で相手を寄せつけず、得点が入りやすいと言われているキングス・リーグでは珍しい無失点でGEAR 7 FCに勝利。これで欧州遠征2連勝となった。チームは同31日にも地元イタリアのクラブとエキシビションマッチを行う予定で、欧州遠征全勝を目指す。
◆キングス・リーグ(Kings League)元スペイン代表のジェラール・ピケ氏が2022年に立ち上げた、Z世代を中心に世界的な熱狂を生んでいる新感覚の7人制サッカーリーグ。従来のサッカーの枠組みを超え、ゲーム性・エンターテインメント性を極限まで高めた独自ルールと配信カルチャーの融合が最大の特徴で、試合開始はキーパー+フィールドプレーヤーの1v1からスタートし、時間経過とともに人数が増えていくシステムや、サイコロ(ダイス)で変則的な人数・ルールを決定する仕掛けなどが採用されている。日本では人気動画配信者の加藤純一氏がオーナーとなり、常設クラブ「MURASH FC」を結成。クラブチームまたは各国代表チームで対決する「キングス・ワールドカップ」にも継続して出場している。
(ABEMA/キングス・ワールドカップ・クラブズ2026)




