記者が議員の仕事部屋におじゃまして様々な話を聞く企画「会館探訪」。第3回は国民民主党の玉木雄一郎代表の議員会館の部屋を訪問した。高校時代は陸上部に所属しアクティブな印象が強い玉木氏だが、実は高校時代にバンドを組み、ピアノも独学で弾きこなす音楽愛好家の一面を持つ。執務室に置かれた電子ピアノの由来や、弾き語りを披露する姿に迫った。
普段は官僚や民間人とのディスカッションに使われているという玉木氏の執務室。その一角に置かれているのが台付きの電子ピアノだ。このピアノを置くことになったきっかけについて、玉木氏はYouTube「たまきチャンネル」初期のコラボ企画を振り返る。
「各党の党首とコラボをやろうとなって共産党の志位和夫さんとやったんですけど、志位さんとは思想信条はだいぶ違うじゃないですか。でも音楽では一致できるだろうということで。志位先生はピアノが上手でショパンを弾いてくれて、それじゃあ弾いてもらおうと買ってきたんですよ。私は河島英五を歌った。志位さんはブルジョアな感じで、私はなんかその辺の場末の歌謡曲みたいな感じでした(笑)」
記者の求めに応じ、玉木氏は「もう弾くものはないんですけど」と恐縮しながらも、サントリーのCMソングとしておなじみの「ウイスキーが、お好きでしょ」の弾き語りを披露した。滑らかなピアノ演奏と歌声が終わると、室内には拍手が響いた。
なぜこの曲なのか尋ねると、玉木氏は「新橋の街頭演説は聖地ですよね。あそこでいつも演説してるとウイスキーの黄色い看板が見えて。長らく井川遥さんが燦然と輝いておられて、演説で熱が入ってくるたびに見えるんです。最近、唯一『ちょっと鳴らしたいな』と思ったのがこの曲でした」と語った。
学生時代は陸上部のイメージが強いが、高校時代にはバンドを組んでいたという。「私、ピアノはもう全部独学です。当時はヤマハのDX7とかシンセサイザーの走りが出てきたので、DTM(打ち込み音楽)をやっていたんですよ。インターネットもパソコンもなかったので、ドラムやストリングス(バイオリンなどの弦楽器)を1個1個打ち込んで組み合わせて作っていました」と懐かしむ。
政治活動の合間に音楽に向き合う理由について、玉木氏はこう明かす。
「音楽もやっぱりいいですよね。上手じゃないことをやると、没頭できるから。余裕がない分、他のことを考えずに済むんです。ちょっと苦手なことで上手くなりたいものを一生懸命やると没頭できるんですよね」
(会館探訪/ABEMA)
この記事の画像一覧
