4日、スピードスケートの高木美帆さんが国民栄誉賞を受賞し、表彰式後に取材に応じた。
【映像】高木美帆さん「スラッと見えそう」受賞時の服装(全身ショット)
受賞の感想を問われた高木さんは「本当に名誉ある賞をいただけて、光栄に思うとともに身に余る思いというのは強くあります」と語った。そのうえで「自分が特に長い期間スピードスケートを続けてこられたことと、これまで残してこられた成績というものは、決して一人では成し遂げられなかったものだと思っています。私がスピードスケートを始めるきっかけになった先輩たちや、私が軌道に乗るまでに前を走り続けていらした先輩方もいたからこそ、私が世界を戦えるようになった」と振り返り、「スピードスケートで初めて(国民栄誉)賞をいただけたんですけど、それは私自身に対するというより、スピードスケートの今まで戦ってきた人たちに対する評価でもあるのかなというふうに今は受け取っています。自分一人がというのではなく、スピードスケートの代表として受けさせてもらえたらなというふうに思っている」と述べた。
高市総理と話した印象について問われると「式の前後の短い時間ではあったので、込み入った話や深いお話をする時間はなかった」としつつ、「多忙の中でも常に笑顔をくださる方だなというふうには強く感じました」と話した。総理からは「『本当におめでとうございます』というお言葉と『お疲れ様でした』という言葉をいただきました」と明かした。
記念品については「包丁の10本セットをいただきました」と説明。理由として「今、競技を引退して実家で過ごす時間も以前より増え、親と過ごす時間が増えたので、一緒に料理する時間とかも作れたらいいなという思いと、母親の作る料理が好きなので、一緒に使えたらいいなというふうに思って」と語った。まず何を作りたいか問われると「まだ現物を見られていないのでイメージが湧いていない。まずは眺めるところから、そしてどの包丁が何に使えるのかというのを知るところから始めたい。包丁は初心者なので、これを機にもう少し料理のバリエーションを増やせたら」と笑顔を見せた。
表彰式後に面会した木原稔官房長官との会話については、引退を決めた時の心境や今後について、また将来を担う子どもたちへのメッセージなどについて話したといい、「『長い間競技を続けて、さらにはメダルも取られて、おめでとうございます』と『お疲れ様でした』という言葉をかけていただきました」と明かした。
スケートを始めた頃にこうした未来を想定していたかと問われると「全くしていませんでした」と即答。「スケートを続けていた理由や燃えていた理由は、何か賞を取るためというのが動機ではなくて、純粋に早く滑りたい、世界で戦いたいというものが主にあった。それをこういう形で評価していただけたというのは、スケートを続けてこられて幸せだったなという思いとともに、もう一つプラスで、すごく嬉しい、ありがたいことだなというふうに思っています」と述べた。
地元・北海道への思いについては「報告というよりは、お礼を伝えたい。自分一人ではここまで来ることはできなかったので、幼少期を育ててくれた北海道民の皆様にもとても感謝しています」と語った。
(ABEMA NEWS)
※高木美帆さんの「高」は正式には「はしごだか」

