【WRC 世界ラリー選手権】第10戦ラリー・フィンランド(7月30日ー8月2日)
WRC真夏の高速グラベル決戦、ラリー・フィンランドで、大クラッシュに見舞われた直後、後続の粋な光景がカメラに捉えられ、反響を呼んでいる。
アクシデントはSS14で起きた。トヨタのエルフィン・エバンスのマシンがコーナーで挙動を見出し3回転する大クラッシュを喫した。エバンスのGRヤリスは大きな衝撃を受けながらも、駆けつけた観客たちの協力でコースに復帰した。
反響を呼んだ場面はその後だった。損傷したマシンを何とかステージフィニッシュまで運んだエバンスは、リエゾンの道端で停車してスマートフォンでマシンの状態を確認していた。
そこへ後続を走っていたチームメートで9回チャンピオンのセバスチャン・オジエが、コ・ドライバーのジュリアン・イングラシアとともに車を停めて駆け寄った。オジエは心配そうに状況を尋ね、エバンスやコ・ドライバーのスコット・マーティンと身振り手振りを交えながら事故の状況やマシンのダメージについて言葉を交わした。なお、オジエ自身もSS17でクラッシュしリタイアとなったが、この出来事はその前のものであった。
WRC公式インスタの投稿に反響
この光景について、WRC公式インスタグラムは「セバスチャン・オジエとジュリアン・イングラシアは、SS14でコースアウトしたチームメートのエルフィン・エバンスとスコット・マーティンに、真っ先に手を差し伸べた」と投稿。WRC公式の速報でも「最高のスポーツマンシップ。セバスチャン・オジエがステージ14の後にエルフィン・エバンスの助けに向かった」と紹介された。
WRCならではのこのシーンに対し、SNS上では「チームに常に必要なのは、情熱を再び燃え上がらせるための相互の思いやりとサポートだ」「最高レベルのスポーツマンシップ」「これぞラリーの精神。スタックした他のドライバーを常に助け合う」「これこそがラリーだ。他のドライバーが困っていたら手助けもする」など、称賛の声が多く寄せられている。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権2026』/(C)WRC)
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