
煙突が倒壊するなどして9人が死亡した日本製紙八代工場について、死亡した9人のうち6人がデスクワーク中だったことが分かりました。
被害の詳細について説明
懸命に続いた救出活動。しかし、9人が犠牲となりました。地震発生直後に、煙突が倒壊した日本製紙の八代工場です。
日本製紙 瀬邊明社長
「亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます」
地震から8日経った5日に会見を開き、被害の詳細について説明しました。
地震によって損傷したのは、5つある煙突のうち3つ。そのうちの折れた1つが2階建ての建物を直撃しました。
日本製紙 山邉義貞八代工場長
「従業員が2階に6名、(1階に)協力会社の方が1名、1階部分、空調のメンテナンスの方が2名。どの辺かはまだ警察・消防と確認が取れていないので、詳細な位置は把握できてない」
当時、亡くなった従業員6人はデスクワークをしていたといいます。
煙突耐用年数「認識なし」
日本製紙によると、折れた煙突は鉄筋コンクリート製で1970年に建設されました。
山邉八代工場長
「直近の状況を申しますと、今回倒壊した煙突については2006年、その前1997年に点検している。熊本地震が起きて、その後補強工事をやっている」
それ以外にもサビやひび割れなどがないか、目視で確認していたといいますが…。
「(Q.煙突の交換時期は?)一般的に鉄筋コンクリートの寿命かと思います」
「(Q.煙突は耐用(年数)がどれぐらいで、あと何年という認識は持っていないのか?)そういうことになります」
工場の再開については、めどが立っていないと説明しましたが、現時点で閉鎖は考えていないということです。
「LPガス爆発」経産省見解
大規模な爆発によって犠牲者が出たイオンモール熊本。
この爆発事故について、5日に経産省が初めて爆発の直接的な原因を示しました。
資源エネルギー庁 永井岳彦課長
「消防・警察及び経産省との間で、LPガス爆発である可能性が高いという認識で一致した」
従業員3人が亡くなったアパレル大手・オンワードホールディングスによると、3人は一度避難した後、貴重品を取りに建物内に戻り、犠牲になったことが分かっています。
5日、オンワードホールディングスは事故からの教訓として、従業員に最低限必要な貴重品を常に持ち歩くことを義務付けると発表。安全確保を強化していくとしています。
(2026年8月6日放送分より)
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