台北中枢への攻略を想定「橋封鎖」台湾で大規模軍事演習 脅威増す中国

台北中枢への攻略を想定「橋封鎖」台湾で大規模軍事演習 脅威増す中国
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台湾で、中国軍による攻撃を想定した大規模軍事演習が行われています。毎年恒例のものですが、最近、中国が台湾を包囲する演習を繰り返す中、台北防衛のため、巨大な橋を封鎖する訓練が行われるなど緊迫度は増しています。

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地対空ミサイル
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装甲車
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一変した台湾の街中。地対空ミサイルが配備され、一般道を装甲車が列をなして移動していきます。毎年、台湾全土で行われる中国軍の攻撃を想定した大規模訓練です。ただ、例年と違うところも。

AP通信 シミナ・ミストレアヌ記者
「今回、重点を置いているのは軍の意思決定や“即応体制の強化”です」

即応体制の強化。空軍の訓練は、破壊された滑走路を修復し、戦闘機が緊急発進するというものでした。

台湾統一を歴史的な責務とする中国共産党。その脅威が収まる気配はありません。

中国 習近平国家主席
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中国 習近平国家主席
「台湾統一の解決について、党の新時代における全体戦略を深く貫徹する」

近年の中国軍は、海峡だけでなく台湾全土を包囲するような演習を行ってきました。そうした演習などを装い攻めてくる『グレーゾーン戦術』が危惧されていて、台湾は臨機応変に対応できるかが問われています。

淡江大橋
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今年、初めて行われた訓練の1つに、台北近郊の海沿いにかかる淡江大橋がこの日、封鎖されました。全長920メートル、今年5月に開通したばかりの橋です。なぜこの橋で封鎖訓練が行われたかというと、淡江大橋から18キロ上流には台湾の総統府があります。橋が突破されれば、総統府への最短ルートが開け、台湾中枢への脅威に直結しかねません。

頼清徳総統
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訓練には頼清徳総統自らも。

EBC
「頼清徳総統がヘルメットと防弾チョッキを着用し、装甲車で構成した戦車部隊に乗り込んで総統府から出発した」

中国軍は総統府の襲撃演習をしているとされ、台湾のトップが狙われることへの対策です。

防空壕
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サイレンが鳴れば街から人は消えます。全員、防空壕へと避難するからです。今回は中国軍からサイバー攻撃を仕掛けられたことを想定し、インターネットの回線速度が極度に遅くなった場合に備えた訓練も行われるといいます。

こういった状況に中国はというと。

中国・国務院台湾弁公室
「強大な人民解放軍を前にいくら演習を行っても、見せかけの威勢を張っているに過ぎない。祖国が必ず統一されるという歴史の大勢を阻むこともできない」

ただ、台湾市民の防衛意識にブレはなさそうです。

高校生
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高校生
「演習をしなければ、彼らが本当に侵攻してきたらどうしたらいいのかが分からない。演習をすれば、もっと多くの人に脅威は存在しているということ、脅威にどう対処するか知ってもらえて、いざという時の選択肢が増える」

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