7歳のころ。学校から帰宅すると家の前に大家さんが立っており、浅川を発見するなり「お母さん、男と逃げたよ」と伝えられた。浅川は「学校に行っている間に、当時付き合っていたであろう男性の軽トラを家の横につけて荷物を全部運びだして、私が帰る前にどこかに逃げたことがわかりました」と当時のことを振り返った。この話に大悟は「ホンマにあんねんな、そんなの」とまるで昼ドラのような話に衝撃を受けた。
母がいなくなった家に入ってみると、お金になりそうなものはすべて持ち出されていたという。浅川が父親に電話を掛けると、父親からはなんと「やっぱりか……」と一言。父親は母親が浮気していることに薄々気づいていたようだ。
その後は、父親との二人暮らしがスタート。生活環境を整えている最中に母親の借金が発覚し、父親から「お前のお母さんは、実はすごい借金をしてる」と明かされたという。大悟が「お父さんが肩代わりしないといけないってこと?」と質問すると、浅川は「お父さんの名前の筆跡で、ハンコもお父さんので押してた」と明かし、父親が返済しなければいけない状況だったことを説明。総額で一千万円の借金を父親が背負うことになった。
それ以来、父親は借金返済のために働き通しで、めったに家に帰ってこられなくなったという。「家にいてもお金がないからご飯を食べられなくて。友達の家を何軒か抱えて、ご飯行けるおうちを(渡り歩いていた)」という浅川。浅川は、ご飯を食べさせてくれる8軒の友達の家を確保。「一週間だと、毎週同じ曜日にこの子来るなとバレちゃうので」と少しずつ曜日をずらしながら友達宅を訪れるという努力もしていたそうだ。
田村は「女の子はすごいな。賢いわ」と生きるための知恵に感心。ノブは「うちの番組では扱いきれないから、是枝監督に預けよう」と壮絶すぎる悲劇を受けて、是枝裕和監督での映画化の提案をした。借金は10年かけて無事に返済。浅川は借金を返し終わった日のことを今でも忘れないという。
その日、父親の多くの友人が自宅に集まったという。父親から「ここに居る人たちが10年間支えてくれた人たちだから、今日はカニ鍋を食べます」と伝えられ、みんなでカニ鍋を囲んだそうだ。浅川は「初めてちゃんとしたカニを食べて、忘れないです。これがカニの味なんだと思って」と記念すべき日を振り返った。
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