「13歳くらいの時に一緒に、それこそベルトリッチ監督のだったかな、映画制作でロンドンに滞在していた時に1人で遊びに行ったことがあって。で、父と一緒に過ごした1週間の中で『こんな人だったんだ』って思ったことがあって。『あ、話したら楽しい』って思えた時が、かなり自分の中でも転換期で。父をもっと知りたいって」と記憶を紐解きながら丁寧に言葉を紡いだ。
黒柳が「良かったですよね」と笑顔をみせると、坂本は「はい」と頷き「遠慮してもいたけれど尊敬もしていたし、近づきたかったしっていう、ずっとそういう複雑な思いを抱えながら育って。まあ、今でもそれを引きずっているようなところもありますけれど」と少し照れくさそうに微笑んだ。
(『徹子の部屋』より)

