
千葉県を襲った豪雨からきょう18日で5日となりました。一見、水が抜けたように見えるネギ畑には“目には見えない災害の爪痕”が残されていました。
放置車両…少なくとも2700台
13日に千葉県を襲った豪雨。県などによると、水没して動かなくなり、道路上に放置された車両は少なくとも2700台に上ります。
農業を営む 中村和敏さん
「軽トラックともう3台はダメだって、すぐ言われましたね。自分は3日も向こう(排水作業に)行っちゃってたんで、きょう初めて(家の)片づけをしている」
被災した人たちは、自宅の片づけや動かなくなった車への対応に追われています。
県などによると、県内でこれまでに確認されている豪雨による死者は13人。
自民党は17日、災害対策本部を設置しました。
自民党 災害対策特別委員会
古賀篤委員長
「まず、しっかり状況の把握とともに政府と連携をして、しっかり今後の対応に当たっていきたいという思い」
ネギ畑 水が引いても影響
豪雨の爪痕は、こんなところにも残っていました。
先月、15万本を植えたばかりだというネギ畑。苗を入れていた箱も、浸水の影響で至る所に散らばっています。
フタバロジック 桑田健二代表(44)
「腰くらいまで浸水していたので、どうなっているか見るのに2日間くらいかかった。それまで、ここまでたどり着くことができないような状況だった。ようやく水がはけて入ってみたら、こういう状況だった。ネギちゃんたちすごく頑張ってくれて、何とか生き残っているネギもある」
ただ7割は出荷できない恐れがあり、損害はおよそ300万円に上る可能性があるということです。
「基本的に水につかっちゃダメな作物。根っこがダメージを受けやすい。なおかつ真夏の時期は、水と同時に暑さが入ると病気が入ったり、ばい菌が水の中で繁殖しやすい温度帯になったりする」
畑のぬかるみがひどく、生き残ったネギを踏み潰してしまう恐れがあるため、復興に向けて苗を植え直すことも土をほぐすこともできず、今は見守ることしかできないといいます。
それでも桑田さんは前を向き、歩き始めています。
「今でも、どうしたらいいかというのは、まだ対策が見つからない。それでも皆さんの食卓に届けるために、踏ん張ってやっていかなきゃいけない仕事。残ってくれているネギもあるので、ネギの生命力の強さにも、びっくりしましたし。お前らも頑張ってくれたんだなという気持ちですよね。とにかく今は根を復活させることを第一にやっていきます」
(2026年8月18日放送分より)
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