
異例の再協議でクロマグロの漁獲枠が拡大することで合意されました。これでマグロの値段、お安くなるのでしょうか。
異例の“仕切り直し”で合意
黒いダイヤ・クロマグロ。物価高が進む中、もっと身近な存在になるかもしれません。
鈴木農水大臣
「本日再開会合がオンラインで開催することができた。新たな管理方式が合意され、これに基づき計算される2027年から2028年の大型クロマグロの漁獲枠が現行の25%増」
異例の延長戦の末つかみ取った漁獲枠の拡大でした。
先月、長崎市で開かれた、太平洋を囲む12の国と地域による国際会議。クロマグロの漁獲枠の拡大は大筋で合意するものとみられていましたが、メキシコが突然反対。
水産庁
福田工審議官
「1カ国の不合理な対応により今回合意できない事態となったこと、強い憤りを感じている」
一度は断念に追い込まれたものの、農林水産副大臣がメキシコを訪れ直接説得し、例年にはない再開催にこぎつけました。
「漁獲枠拡大」マグロどうなる?
今回合意に至ったのは、太平洋に生息する30キロ以上の大型クロマグロの漁獲枠を25%増やすなどとする案です。
背景にあるのが資源の回復でした。太平洋のクロマグロは乱獲などの影響で資源量が歴史的な低水準にまで落ち込み、厳しい漁獲規制が行われました。その結果、規制前以上の資源量に。
実際、日本で水揚げされる太平洋のクロマグロは豊漁が続いています。
しかし、せっかく網にかかっても漁師は漁獲枠を超えないように海に返さなければなりませんでした。
はこだて自由市場
前直幸理事長
「本当にありがたい話。たくさんマグロがとれるなら安価でマグロを売れるから、もちろんこっちも潤うし消費者も潤うと思う」
クロマグロを扱う都内の飲食店からも喜びの声が。
田無漁港直売所
早津茂久社長
「おおマジで!決まった?うれしい!マグロ、安くなるよ。おいしいマグロを安く食べてもらいたい。大歓迎です」
(2026年8月18日放送分より)
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