
東京都内を流れる神田川で、120個を超えるモバイルバッテリーが不法投棄されていることが分かりました。捨てられていたのはすべてレンタルサービス「チャージスポット」の製品だとみられます。
もっと投棄?近隣住民の証言
14日にSNSに投稿された映像です。川底には、青白い何かがいくつも沈んでいます。
20日、現場に行ってみると、川底の至る所に沈むモバイルバッテリー。傷だらけのような見た目のものもあります。
水が引き、打ち上げられたものもあります。投棄された場所は、中野新橋駅から徒歩5分ほどの神田川です。
動画を投稿した ちょく速さん
「川を見ていたんですけど、見覚えのあるロゴの充電器が大量に沈んでいまして。発見した当時は異常だなと」
不法投棄されていたのは「チャージスポット」のモバイルバッテリー。駅やコンビニなどで借りて、別の場所で返却することもできる便利なサービスです。
実際にどれぐらいのモバイルバッテリーが捨てられているのか、数えてみました。調べてみたところ、120個以上のモバイルバッテリーが確認できました。
近隣住民は、もっとたくさん投棄されていると証言します。
50代男性
「きょうは増水しているほうで、もう少し水が引くともっとある。廃棄物なら不法投棄というか、嫌ですよね。自分が住んでいる近所だと」
50代男性
「いやです。気持ち悪い。カモとかもいる川ではあるので、残念というかひどいですね」
投げられた可能性が高い?
一体、誰が大量に不法投棄したのでしょうか。110番通報では…。
110番通報した目撃者
「神田川柳橋付近にバッテリーが大量に放置されていて、下流に流されている」
通報があった前日の13日は、千葉県で記録的な豪雨となり、都内でも神田川の上流にあたる善福寺川にレベル4氾濫危険警報が出ました。
川の増水で別の場所から流れてきたのでしょうか。区の担当者は、次のように話します。
中野区 道路建設課 石橋一彦課長
「増水していたので(流れてきた)可能性もあるが、ただここに集まっているので、ここで投げられた可能性が高いような気がします」
誰かが大量に、この場所で捨てたという見立てです。
運営会社「事実関係調査」
運営会社の「INFORICH」によると、借りた充電器を返却しなかった事例としては、去年、フリマアプリで今回の「チャージスポット」の充電器が売られていた問題が発覚しました。
しかし、運営会社によると充電器には管理番号があり、使用履歴から借主を特定することが可能です。
また、充電器には寿命があり、1年から3年で交換し、業者に回収してもらって廃棄を進めています。
回収の過程でのトラブルなのかも定かではなく、運営会社は充電器を回収して調査を進め、誰が不法投棄したのかを特定することにしています。
CHARGESPOT(チャージスポット)公式Xから
「すでに警察および関係各所と連携のうえ、現場の確認・回収対応および事実関係の調査を進めております。地域の安全と環境に配慮し、迅速な対応を行ってまいります」
石橋課長
「正直ありえないので。今モバイルバッテリーは問題になっている。発火するなど危険性もあるので、区民の方がすごく心配されると思うので、いろいろ考えていかないといけない」
(2026年8月21日放送分より)
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