
23日未明、茨城・埼玉・千葉・東京で最大震度5弱を観測する地震が発生しました。複数人がけがをしたほか、道路に水があふれ交通にも影響が出ています。
一部の鉄道で運転見合わせ
午前2時ごろ、茨城県南部で最大震度5弱を観測する地震がありました。地震の規模を示すマグニチュードは5.9、深さは68キロと推定されています。この地震による津波の心配はありません。
警察や消防によりますと、川崎市では30代から60代の男女3人が転倒してけがをしました。相模原市では60代の女性が自宅の階段から落ちて頭にけがをしたということです。
交通にも影響が出ています。JR東日本によりますと、京浜東北線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線などの一部区間では始発から運転を見合わせています。
江東区で水道管破裂
震度4を観測したさいたま市北区。
長崎文化放送 坂本凌大アナウンサー
「揺れている時間が長かったので恐怖はかなりありました。何かが落ちたという被害はなかったが、冷蔵庫や食器棚が大きな音を立てて揺れていた」
同じさいたま市では…。
「先ほどの地震の影響で、蛇口をひねってもシャワーの水がわずかしか出ません。ほぼ断水状態です」
都内にも被害が出ています。
震度4を観測した東京・江東区清澄では水道管が破裂。目黒区ではおよそ460件が停電したといいます。
さらに足立区では、ビルから大量の泡が。地震の影響で消火剤が漏れ、道路に広がってしまっています。消防隊員が作業を行いますが、風で泡が周囲に飛び散ってしまい、なかなか作業が進みません。
地震時カラオケ店にいた(20代)
「今まで感じたことないくらいの揺れで、びっくりしたのが正直で。カラオケで歌ってたんですけど、みんな止まりましたね」
焼肉店 店長(30代)
「体感30秒から1分ぐらいは揺れてたんじゃないですか。今年一番大きかったんじゃないですか」
今後同様の地震は?
関東の広い範囲で震度5弱を記録した今回の地震について、元気象庁長官の山本孝二さんは次のような見解を示しました。
「太平洋プレートが沈み込んだ、わりと深い所で起きた地震。マグニチュード5.9ということで、非常に大きな揺れになったと思う。首都直下地震には直接関係ないんですけど、地震活動がやや活発な印象がある」
今後、同様の地震はあるのでしょうか。
「今回の地震の規模から、余震というか、今回と同じような大きな地震が起きる可能性を頭に描いておいたほうがいいと思う。大雨で地盤が相当緩んでいるので、土砂災害、その他にも気を付ける必要がある」
(2026年8月23日放送分より)
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