さらに議論は、日本の大学のあり方や入試システムにも及んだ。視聴者から「入試より卒業を難しくしないと」という意見が寄せられると、中室氏は同意し「本当にこれに尽きる。出口のところで評価するように、仕組みを変えていかなければならない」と述べた。加えて、「大学が入試のシステムを変えるべき」という意見があがると、中室氏は番組内ではその難しさも指摘しつつも、「私もそう思う」と賛同した。
また、大学生の通塾が常態化すれば、今度は「会社の塾が必要になる」という懸念を示すコメントも。誰かがサポートしてくれる環境を求める傾向を踏まえ、中室氏は「今回の議論で一番心配になったのは、今は大学生の塾だが、今度は就職する時に塾、会社に入ったらまた塾、結婚する時に塾、子どもができたら塾、それらのお金をおじいちゃんやおばあちゃんが支払っている、という状況になっていくのではないか」と語った。その上で、「『自分で自分の人生を主体的にマネージしていく』ということを、どこかのタイミングで身につけなければならない」と提言した。
(『わたしとニュース』より)
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