
暑い夏に食べたくなる冷たい麺は、今定番の冷やし中華だけでなく、冷たいスープを使った「冷やしラーメン」も広がっています。背景には、ラーメン店の厳しい生存競争がありました。
ラーメン店の倒産件数は過去最多「生き残りのカギ」
透き通ったスープに、夏らしい色鮮やかなトッピング。東京・新宿区のラーメン店で、今人気なのが…。
客(20代)
「昆布水なのでつるっといけるのが、のどごし良くておいしいです」
「暑いんで、ちょうどいいですね」
こちらの店のこだわりは、冷たい昆布水を使ったスープ。北海道産の2種類の昆布からだしをとったとろみのある昆布水に、貝の出汁など、うまみを凝縮した塩のスープを合わせています。
実際に食べてみると、スープは昆布でとろみがつき、麺はもちもちしています。
クックマンブラザーズ 永井規之マネージャー
「冷たいものを求めるお客様、この辺はサラリーマンの方が多いので、皆さんに召し上がっていただけている感触」
「暑い時は食欲が少し減ったりするので、スープと麺を最後まで食べきれるような味加減で作っています」
夏の定番「冷やし中華」の牙城に食い込もうとしている「冷やしラーメン」。
背景にあるのが、厳しさを増すラーメン店の生存競争です。今年上半期のラーメン店の倒産件数は過去最多となっています。
ラーメン評論家 山路力也さん
「ラーメンの価格が1杯1000円以上という価格帯に突入する中で、いかに付加価値を与えられているか、差別化できているかが、生き残りのカギとなっていく」
「冷やし中華とかと比べて、冷やしラーメンの方がお店の個性を出しやすいんですよね」
「元気に夏を乗り越えて」
冷やしラーメンは、有名店にも広がっています。創業40周年を迎えるラーメンチェーン「どうとんぼり神座」。今年初めて冷たいラーメンの販売を開始しました。
どうとんぼり神座 元木創マネージャー
「年々、暑さが増しており、社会的な問題にもなっています。お客様に元気に夏を乗り越えてもらいたい。そういう思いで開発しました」
シャキシャキの白菜にチャーシュー。そして500回以上の試作を重ねたというこだわりの冷たいスープが絶妙にマッチします。
客(30代)
「冷たくておいしいです」
客(3)
「おいしい」
客(40代)
「汗かいてたから、ちょうど塩分がきいていておいしかったです」
山路さん
「個性的な冷やしラーメンである店というのは注目もされますし、選ばれやすい傾向にあると思います。暑い中でラーメンをなかなか食べに行けない。客足が落ちる中、冷やしというものでお客さんを呼ぼうと」
(2026年8月25日放送分より)
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