今回密着したのは、福岡県行橋市に暮らす亜美さん(42)と貴仁さん(28)夫妻。2人の出会いは10年前、当時高校生だった貴仁さんがアルバイトをするガソリンスタンドに、当時32歳で4人の子供を育てるシングルマザーだった亜美さんが客として訪れたことだった。長男や長女と同じ小学校に通う後輩だった貴仁さんに亜美さんが声をかけ、顔を合わせるうちに世間話を交わす仲へ発展。貴仁さんが高校を卒業して板金工場へ就職するタイミングで連絡先を交換した。
当時18歳で女性との連絡先交換が初めてだった貴仁さんは「ちょっと俺のこと好きなんかな?」と胸を踊らせ、亜美さんから「今度、家族で花火やるから来ない?」と誘われると「亜美さん、絶対に俺の事好きだな」「ようやく俺にもモテ期が来たか!」と有頂天に。しかし家族での花火に参加し、母親として子供たちを温かく包み込む亜美さんの姿を目にした貴仁さんは「子どもが4人のシングルマザー!?素敵だなあ〜」「家族って、こういうものなんだ…」と、1人の女性として本気で惹かれていったという。
花火の日から1ヶ月後、貴仁さんは「僕と付き合ってくれませんか?」と告白。14歳差という年齢差もあり亜美さんから「さすがに無理よ」と断られるも、「お試しで1週間だけ僕にチャンスをください!」と食い下がり、お試し交際がスタート。1週間後に亜美さんから再び「私には4人も子どもがいるし、貴仁まだ18歳でしょ?」と交際を諦めるよう告げられると、貴仁さんは「僕がもっと働いて、一生子どもたちを幸せにします!」と情熱的に宣言。勤務先でネジの六角ナットをヤスリで削り出して磨き上げた手作りの婚約指輪を手渡し、真剣な想いを伝えた。
その行動力と誠実さに心を動かされた亜美さんは、結婚前提の交際を決意。周囲からの反対を受けつつも、貴仁さんは本気度を示すため18歳でマイホーム購入を決意し、亜美さんを支えるためにネイリストの資格を取得するなど有言実行の努力を重ねた。そして貴仁さんが20歳を迎えたクリスマスに本物の結婚指輪とともにプロポーズを結実させ、結婚後には新たに5人の子供を授かって9児の父となった。
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