7日、気象庁は東京都大島町にレベル5土砂災害特別警報を発表した。気象予報士の竹内青空氏が状況を解説した。
【映像】「レベル5土砂災害特別警報」が発表された大島町の様子
すでに発表されていた新島村に加え、大島町にも追加で発表されたもので、「土砂災害がすでに発生している可能性が極めて高く、命の危険が迫っている」として最大級の警戒を呼びかけた。
24時間の降水量について「大島では573mmで記録的な雨の量」と述べた。9月の平年1カ月分の降水量は大島で341.3mmであることから、1日でその約1.7倍に相当する量が降ったことになる。さらに「9月としては観測史上1位の記録が525.5mm。それを上回る雨となっていると言えそうです」と、観測記録を更新したことを説明した。
危険度の高まりについては、「土砂災害警戒区域にいる方は安全な場所に避難が必要です。もうすでに災害が発生していて安全に避難できないという場合には、少しでも命を守るような行動をとっていただきたい」と述べた。
大雨に関する警報レベルが土砂災害特別警報のレベル5と比べて低い点について問われると、「大雨の情報はレベル2・大雨注意報の状況です。ただ、土の中に雨が染み込んでいて危険になっているということで、レベル5の土砂災害特別警報が発表されています」と解説した。
今後の雨雲の見通しについては「伊豆諸島北部に活発な雨雲がかかり続けています。この後も断続的に活発な雨雲がかかりそうです」と説明。「夕方頃になるとだいぶ(雨雲も)抜けていく見通しではありますが、引き続き記録的な雨になっている上に、さらにこのような雨が降るということで非常に危険な状況です。災害が拡大する恐れもありますので厳重に警戒をしていただきたい」と呼びかけた。
レベル5の状況下での身の安全の確保について問われると、「土砂災害警戒区域にいるなど危険な場所にいる方というのは避難が必要になってきます。命の危険が迫っていますので直ちに安全確保が必要になってきますが、安全が確認できた場合というのは、その場所に留まるということが大切になってきます。土砂災害警戒区域ではなく、崖や沢の近くでもない場所にいる方は、不要不急の外出は控えて危険な場所には近づかないようにしていただきたい」と述べた。
(ABEMA NEWS)

