庄内川に「レベル5氾濫特別警報」気象庁・国交省が会見「直ちに身の安全の確保を」「水深30cmでも車は動かなくなる。アンダーパスに進入しないで」

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気象庁・国交省会見
【映像】大雨の様子

 8日、気象庁と国土交通省は合同記者会見を開き、愛知・岐阜の庄内川に出された「レベル5氾濫特別警報」について説明した。

【映像】大雨の様子

 気象庁は冒頭、「これまでに経験したことのないような大雨になっています。特に浸水区域などでは何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い」と述べ、「命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保してください」と強く呼びかけた。

 氾濫特別警報が発表された庄内川河川予報区の関係自治体として、愛知県では名古屋市、瀬戸市、春日井市、小牧市、一宮市、稲沢市、清須市、北名古屋市、あま市、豊山町、大治町、蟹江町、岐阜県では多治見市、土岐市を挙げた。

 また、「特別警報が発表されてから避難するのでは手遅れとなります」と訴え、「指定された避難場所への避難がかえって危険な場合には、少しでも浸水しにくい高い場所へ移動するなど、身の安全を確保する必要があります」と説明した。また「夜間で暗くなっておりますので、避難する際には周囲の状況を十分に確認してください」と注意を促し、気象庁ホームページの「キキクル」で危険度を確認するよう求めた。

 続いて、国土交通省は河川の状況を詳しく説明した。「矢田川の瀬古基準観測所において氾濫が発生する水位にすでに到達しました」と報告。矢田川では瀬古観測所地点で氾濫発生水位を超えており、「その観測所の近辺では氾濫がすでに発生している可能性があります。すでに安全な避難ができず命が危険な状況です。むやみに移動せず、今いる場所よりも安全な場所へ移動して身の安全の確保を」と呼びかけた。

 水位の見通しには、「午後6時20分時点の予測では、すでにピークを打って水位は下降傾向になりつつある状況ではある」としながらも、「水位が高い状態が続いているということは間違いないので、その周辺は非常に危険な状態です」と警戒を継続するよう求めた。

 また、庄内川水系などの複数の河川でも午後5時20分時点でレベル4相当の氾濫危険水位を超えていたことを説明。「その後、多くの川は水位が下降してレベル4以下になりつつありますが、水位が高い状態は同じですので引き続き注意が必要です」と述べた。

 さらに、避難行動の注意点として「河川・海・低い土地・地下施設・アンダーパスから離れてください。アンダーパスでは最近死亡事故も発生しております。進入しないようにお願いします」と強調した。また、「浸水リスクがあるエリアでの車の移動を行わないでください」と呼びかけ、「水深が30cm以上あると車が動かなくなったりドアが開かなくなったりしますので注意してください」とも説明した。

 続けて、「警戒レベル4の避難指示までに避難することが基本です。最新の気象・避難情報を確認して行動してください」と改めて訴えた。ハザードマップについては国土交通省の「重ねるハザードマップ」や各自治体のサイトで確認できるとし、事前のリスク把握を呼びかけた。
ABEMA NEWS)
 

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