
全国最多の民泊施設がある東京・新宿区は、住宅地での営業を原則禁止します。なぜ新宿区は、規制の強化に乗り出したのでしょうか。
【画像】新宿区長、住民との対話集会をすると「3分の1は民泊の苦情」
新宿区 なぜ?民泊禁止
新宿区 吉住健一区長
「住民との対話集会をすると、3分の1は民泊の苦情になる」
民泊の営業を原則禁止とするのは、全国最多およそ4000件の民泊施設がある東京・新宿区です。
新宿区 吉住区長
「多くは、ごみの不適正排出。夜中の騒音。ガラガラとカートを引く音とか、その辺が響くというのが苦情としては多く聞く」
他にはたばこのポイ捨てや、他人宅の敷地に入ってしまう、いらなくなったスーツケースを捨てるなど、ルールを守らないというものもあるといいます。
相次ぐトラブルに、民泊の原則禁止を発表した新宿区。
新宿区 吉住区長
「インバウンドのお客さんが来たことは、住民にとって特にメリットにはならない」
近隣住民
「子どもたちが朝晩通るのに、すごいごみだったんですよ。たばこ(の吸い殻)も多い」
2000件の施設に影響か
全国最多の民泊施設がある新宿区は、外国人の利用者が9割を占めます。新宿区西早稲田の住宅街で、民泊を営む会社は…。
民泊・ホテルを経営
マツリテクノロジーズ 吉田圭汰代表取締役
「4年やっている物件だけど、すごくきれいに使っていただいている。報道通りであるとしたら、すごく残念」
この民泊も、営業ができなくなる可能性があります。
今回、新宿区は住宅地などでの民泊の新設を禁止。今ある施設も2年間の猶予期間を経て営業禁止となり、およそ2000件が営業できなくなる可能性があるということです。
商業地域でも営業日数の上限を現行の180日から120日に制限し、対面チェックインや住民説明会を義務付けます。
この民泊では騒音計を独自に入れて、騒音がひどい場合は通知がくるそうです。
吉田代表取締役
「ごみは分別をしましょうと、一番分かりやすい冷蔵庫に貼ってある」
独自のごみ集積所も設けています。
吉田代表取締役
「我々が仕分けもするので、責任を持って出していく」
新宿区は例外として、家主が同居して適切な運営ができるなどの要件を満たせば例外的に営業を認めますが、ここは常駐していません。
吉田代表取締役
「問題を抱えた物件や違法で続ける悪い民泊もあるが、ちゃんとやっていたにもかかわらず、既存のものすべて禁止になるとか、行政との約束の信頼感が失われる。我々にとっても、すごく甚大な影響がある」
(2026年9月8日放送分より)
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