
アユ料理と言えば、塩焼きをイメージする人が多いのではないでしょうか。そんなアユ料理の幅を広げようと、アユの大型化に成功した岐阜県が実用化に向けて動き始めました。
【画像】通常サイズの2倍!岐阜県の研究で誕生「全雌三倍体アユ」
丸ごと一匹アユラーメン
東京・二子玉川のラーメン店。客が夢中で味わっているラーメンには、こんな特徴がありました。アユが丸ごと一匹入っています。
全国的にも珍しい、アユラーメン専門店です。一夜干しにしてうまみを凝縮させた岐阜県産のアユの丸焼きが乗っています。
こだわりはスープにもあります。
鮎ラーメン 二子玉川本店
7代目店主 斎藤敬さん
「(アユは)淡水魚、川魚なので、味が出にくいところを試行錯誤して、だしが出るようにして、ラーメンのだしに使っている」
塩ベースのあっさりとしたスープはアユ、鶏ガラ、香味野菜など厳選した素材を7時間以上煮込んで作られています。
客(20代)
「アユは塩焼き以外で初めて食べたが、こんなに奥深いうまみが出るのかと驚いた」
客(40代)
「臭みも全然なくて、あっさりしているけど、コクがあってすごいおいしい」
アユでだしをとって炊いたご飯に、アユのふりかけを使った焼きおにぎりもあります。
店の工夫によって提供されているアユ料理ですが、今後さらに違った食べ方ができるようになるかもしれません。
刺し身や押しずしにも
通常のサイズと比べて、2倍ほどはある大きなアユ。これは、岐阜県の研究によって誕生した大型アユです。成熟せずに、成長を続けることができます。
岐阜県 里川・水産振興課
藤井亮吏さん
「今、アユの料理というと、塩焼きや甘露煮など一匹まるごと使った料理が多い。外国から来るインバウンドのお客さんで初めて来る方は、頭付きに抵抗がある人もいる。切り身や刺し身として使えるアユがあると、もっと販路が広がる」
県は、今週から民間の養殖場でも成長するかや、料理として提供するうえで適切なサイズは何かといった実用化に向けた検証を開始しました。
今後は、県内の飲食店や宿泊施設での提供を予定しています。
アユ料理を提供する店からは、期待する声も上がっています。
斎藤さん
「押しずしだと結構、見た目的にもたくさんできるので、そういう料理はチャレンジしたい。(今までに)ないものをやることは素晴らしいことなのでありがたい。色々食べたり調理したりして提供できればと思っている」
(2026年9月10日放送分より)
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