すしネタの救世主?スギ 養殖も安定 水温30℃もOK 海水温上昇に強く成長も早い

すしネタの救世主?スギ 養殖も安定 水温30℃もOK 海水温上昇に強く成長も早い
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 今、すしネタとして注目されている魚、その名も「スギ」。コバンザメのような少し変わった見た目ですが、一体どんな魚なのでしょうか。

【画像】分厚く切られた白身の味は?

「マグロと同じくらいおいしい」

スギ
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 コバンザメを思わせる少し平たい頭に、黒光りする体。1.5メートルほどまで成長するという、この魚はスギ。日本近海では南日本に多く生息しています。

カンパチに似た味わい
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 月に2~3度、沖縄からスギを仕入れているという都内のすし店。分厚く切られた白身の味はカンパチに似た味わいだといいます。

初挑戦(30代)
「脂が乗っていておいしいです」

初挑戦(10)
「マグロと同じくらいおいしいです」

 実は今、日本近海の水産資源の減少が指摘される中、「すしネタの救世主」として注目されているというのです。

「安定的に供給できる」
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すし銚子丸 経営戦略室
三浦正嗣副室長

「天然のお魚が減少していく中で、安定したお魚がどこかにないか探していたところ、沖縄の養殖のスギが非常に安定的に供給できると。おすしのネタとしても相性抜群だった」

暑さに強く病気への耐性も

 養殖で安定して育てるのに向いているというスギ。その理由を探るべく番組が向かったのは、神奈川県城ケ島です。

神奈川県城ケ島
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 ここで、地元漁協などが6月から行っているのが、スギの陸上養殖です。

三和漁業協同組合 城ケ島支所
石橋英樹支所長

「海上(養殖)だとその時の天候によって、できることとできないことが出てきてしまうので、そのへんは陸上養殖のほうが管理しやすい」

 海からくみ上げた水に殺菌などの処理を施し、養殖用のプールへ。現在約450匹を育てています。

 なぜスギが養殖に適しているのでしょうか。

暑さに強い
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「一般的な魚ですと、27℃ぐらいになってしまうと、なかなか生きるのが難しいんですけども、スギは32℃まで(育成が可能)」
「夏場は30℃ぐらいまで水温が上がることがあるので、そこに適した魚」

 近年、海水温が上昇する中、スギは暑さに強く病気への耐性も高いといいます。さらに…。

巴商会 水産事業推進課 高梨一真主任
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巴商会 水産事業推進課
高梨一真主任

「スギという魚は成長が早いという特長があります」

 こちらでは最終的に、生育を始めてから半年での出荷を目指しているということです。

石橋支所長
「水温が高くても適応できる魚として、なおかつおいしい魚として、スギというのはこれから注目を浴びていくと思います」

(2026年9月15日放送分より)

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