
インフルエンザが流行し、感染者が前の年に比べ6倍になっています。ワクチン接種前に感染する人も多いなか、東京・世田谷区は2週間前倒してワクチン接種を始めました。
【画像】学級閉鎖も多発 この時期にインフルエンザ感染拡大の理由は
なぜ異例の早さで感染拡大?
クリニックを訪れ、診察を受ける54歳の男性。職場で熱を出す人が増えていて、自身も39℃の高熱が出たといいます。
医師の診断は「インフルエンザのA型が陽性」でした。
厚生労働省によると、インフルエンザの患者数は、今月6日までの1週間で1万2299人に上り、去年の同じ時期と比べおよそ6倍に急増。全国の小中学校などで相次ぐ学級閉鎖は4倍に達しています。
本格的な流行は冬とされるインフルエンザ。今年はなぜ、異例の早い時期に感染が広がっているのでしょうか。
いとう王子神谷内科外科クリニック
伊藤博道院長
「多雨多湿、寒暖差、気圧の変動。生活様式が変わって、免疫力が落ちたり、換気不良になったりとか、我々側が弱くなったという要素も、少なからずあるのではないか」
前倒しワクチン接種も
感染の急拡大を受け、医療機関も対応に追われています。
東京・世田谷区では、例年10月から始まる高齢者や子どもへの公費によるワクチン接種を16日から、およそ2週間前倒しで開始しました。
接種に来た人
「(Q.決め手は?)上の子の幼稚園でもはやり始めたと聞いて。早めに打てたほうがいいかなと思って、予約開始日に決めました」
「(Q.早く打てるのは?)ありがたいですね、すごい」
早めの接種が進むなか、医師が注意を呼び掛けるのは「冬の再感染」です。
冬には、今流行している「A型」とは別の「B型」が広がる傾向があり、型が違えば再び感染する人も珍しくないといいます。
冬に向けてどう備える?
すでに感染してしまった人は、冬に向けてどう備えればよいのでしょうか。
伊藤院長
「感染から十分回復した2~3週間経ったところでワクチンを打っておけば、その次に来るB型の波に対して十分な抵抗力を持つことができる」
(2026年9月17日放送分より)
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