28歳から交際した同性パートナーとの破局を経て、32歳で新たなパートナー探しに取り組むも叶わず、33歳で選択的シングルマザーになることを決意したあおぴんさん。今年4月に無事に男の子を出産した。
あおぴんさんが一人でも子どもを産みたいと強く願った背景には、自身の複雑な家庭環境があった。6人兄弟の末っ子として生まれ、母子家庭で育ったが、「母と喋るとかそういうのがなかった」「遊園地とか行ったことなくて、大人になってから旅行っていうものの存在を知った」と、母と遊んだ記憶がほとんどない幼少期を回想。
さらに中学3年生のころ、突然「この家にはもう帰ってこれないよ」と告げられ、夜逃げ同然で近くに住んでいた父親の元へ身を寄せることに。当時は借金取りが自宅に来ることもあり、金銭トラブルが原因でその後家族とは会えなくなってしまったという。愛されて育った実感がなく、「世の中みんなそんなもんだろう」と思い込んでいたあおぴんさんだったが、大人になってから「子どもは宝だよ」と我が子を愛する親子の姿を知り、「そういう世界良いなと思って、それに参加したいな」と、我が子と温かい家庭を築く決意を固めた。
営業職として全国トップクラスの成績を収めるほど優秀なあおぴんさんだが、生い立ちゆえに頼れる実家が存在しなかった。そんな彼女を支えたのが、会社の上司である大林さんだった。あおぴんさんは「産前産後、上司の自宅に居候させてもらって、いわゆる里帰り出産をした」と説明。
大林さんは当時、実の娘が出産を控えていたため、里帰り出産用の部屋を準備していたタイミングだった。大林さんが「産後どうするの?」と尋ねた際、あおぴんさんが「普通に家帰るけど」と答えたため、「じゃあ家来る?」と提案。「え、良いの?」という流れで上司宅での居候が実現したという。大林さんは「あおいちゃんって、色んなところに家族がいるよね」と優しい笑顔を向けた。
実家を頼れない環境の中、周囲の温かい支援を受けながら一人で育児に奮闘する姿に対し、スタジオの井上和香は「少子化の時代に1人で産もうなんていう決断、尊敬しかないですよ」と感嘆。MEGUMIも「考えて考えて決断されてるから、本当に…眩しかったです」と深く感動していた。
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