台風で土砂崩れ 千葉と神奈川で死者不明者

台風で土砂崩れ 千葉と神奈川で死者不明者
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 台風25号による大雨に伴い、山裾などの地域を中心に土砂崩れが襲いました。

【画像】土砂崩れにより完全に横転した家

相次ぐ土砂崩れ 住宅に流入

 72時間での雨量が370ミリを超え、平年9月の1.7倍を観測した千葉県鴨川市。一夜明け、その惨状が明らかとなりました。

完全に横転した家
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 原型が分からないほど崩れた建物。家屋がつぶされ、屋根だけが折り重なっていたり、完全に横転した家も見えます。

以前の様子
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 斜面が大きくえぐられた土砂崩れ現場です。以前の様子を航空地図で見ると、住宅の裏手に小高い山があり、この山が滑り落ち、多くの住宅に被害をもたらしました。

22日の様子
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近隣住民
「(Q.きのう土砂が崩れたのは?)夜だと思うが午後6~7時ごろに一番風と雨がすごかった。その時じゃないかと」

近隣住民
「外出たら真っ暗だったから、何が何だか分からなかった。今までこんな崩れ方したことない」

 千葉県によりますと、鴨川市小湊の現場では、これまでに80代の女性が死亡したほか、80代の男性が重傷、70代の男性が家屋の倒壊に巻き込まれていて、現在救助活動中ということです。

 また鴨川市内では、複数の場所で土砂崩れが起きていて、西町では60代の男性が行方不明となり、救助活動が行われています。

神奈川県でも土砂崩れ

 地盤に詳しい芝浦工業大学工学部の稲積真哉教授は、土砂崩れの原因が今回の台風25号だけではないと指摘します。

土砂崩れの原因は…
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「原因は今回の台風に伴う豪雨だけではなくて、その前にずっと雨が降り注いだということ。その水がたまった状態の所にとどめのごとく今回の台風による集中豪雨が重なってしまった。非常に広いエリアにわたって斜面が崩壊した」

突然山が崩れ土砂が
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 神奈川県三浦市の縦貫道で撮られた映像です。左手にあるのり面を舗装された山から、茶色い水が流れ出ているのが確認できます。その直後でした。突然崩れた山からの土砂で、道路はあっという間に覆われました。

撮影者
「本当に急ですね。ちょっと早かったらどうなっていたか考えたくもない」

 その神奈川県でも土砂崩れに住民が巻き込まれ、懸命の救助活動が続いています。

 住宅の裏側にある山肌はむき出しになり、家屋の1階部分に土砂が流れ込んだ影響か、建物は傾いてしまっています。

 「建物が倒壊している」と110番通報があったのは、21日午後7時ごろ。住宅には夫婦と子ども4人の家族6人が住んでいたということですが、現在30代の女性と連絡が取れていません。

 土砂崩れが起きた現場の以前の様子を見ると、山とそののり面が住宅裏手まで迫っているのがよく分かります。山の土砂が滑り落ち、手前の住宅を襲ったようです。

家の中に土砂が入り込む
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 付近の住宅でも家の中に土砂が入り込み、室内は泥だらけになっていました。床を覆う黒い土は窓の上部に迫り、窓ガラスの破片が埋まっているのも分かります。

被害に遭った住人
「(被害はきのう)午後5時半」
「音がして1階に降りたらあの状態なので一瞬でした」
「『ドン』と突き破る感じだった」

 土砂が襲った時、女性は2階にいました。両親が1階にいましたが、離れた場所にいて無事でした。

 また、同じ三浦市内の南下浦町でも土砂崩れが発生し、2階建てアパートの1階部分に土砂が流れ込み、20代の女性と連絡が取れていないということです。

 消防などが手作業で土砂をかき出すなど、救助活動が続けられています。

都市部の住宅街でも

 のり面が崩れる災害は、都市部の住宅街でも起きています。

東京・目黒区
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 21日、東京・目黒区では、住宅のブロック塀のようなものが広範囲に崩れました。

「水が擁壁を押し出してしまう」
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稲積教授
「地盤にとって水は非常に厄介なもの。そうした時に地盤が崩れないように擁壁が設置されている。ここの擁壁がたとえ設置されていても、そこの背面の地盤にたくさんの水が含むと、その水が擁壁を押し出してしまう」

 そのため擁壁には水抜きの排水口がありますが…。

「排水機能を維持しているか確認」
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「一番大事なのは擁壁の水抜き。排水がしっかりなされているか。排水の穴が長年経過することで詰まってしまって、排水の役割を果たさなかった(可能性)。排水機能を維持しているか確認することが重要」

(2026年9月22日放送分より)

テレ朝天気

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