
インフルエンザが早くも猛威を振るっています。あるクリニックでは、感染者が前年比で30倍に。なぜこれほどまでに感染が拡大しているのか。インフル予防の新常識を専門家に聞きます。
患者は“通常の30倍”
梅雨のような日々。東京では、21日まで26日連続で雨を観測しましたが…。
いとう王子神谷内科外科クリニック
伊藤博道院長
「通常の20~30倍くらい患者が来ていると言っていい。長雨、大雨、台風、天候による影響もあると考える」
これ、インフルエンザの話です。
シルバーウィーク初日、都内のクリニックを訪れた40代の男性。
院長
「周りに発熱や感染の兆候がある人は?」
患者
「会社に5~6人くらい」
検査の結果、男性は…。
院長
「インフルエンザA型が陽性でした。(療養期間は)22日まで。ちょうどシルバーウィークですね」
患者
「そうなんですよね…」
5歳の女の子も…。
院長
「臨床診断でインフルエンザとさせてもらっていいですかね」
60代も…。
院長
「インフルエンザA型と診断されましたね」
厚労省によると、1医療機関あたりの患者数は流行の目安が「1人」なのに対し、最新の数字で、全国平均「5.54人」。
特に多い都道府県の一つが東京で10人に迫っています。去年、同じ水準に達したのは、10月下旬。1カ月以上早いペースです。
なぜ9月に猛威?
こうした状況を受け、多くの自治体が予防接種を予定より前倒して始める異例の対応をとっていますが…。
なぜ、すでに流行しているのか?要因の一つに「長引く雨」が挙げられるといいます。
伊藤院長
「部屋の中にこもる機会が多く、換気も不良になりがちで、さらに寒暖差や気圧の変化、湿度の高さで自律神経が乱れて、免疫力が低下していると。数週間で大きなピークに向かって感染者が増えるのではないか」
(2026年9月22日放送分より)
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