
人気の飲食店に入りたいのに長い行列ができている、病院の待ち時間が読めず予定が立てにくいなど、そういった悩みを解決するための「ファストパス」が今、広がりを見せています。
優先的に入店できるサービス
東京駅にある「東京ラーメン横丁」。お目当ての1杯を求め、多くの人が列を作っています。
鹿児島から来た人
「40分くらい(並んでいる)」
東京駅付近で働く人
「(最長でラーメン店は)2時間とかありますね」
時間をかけてでも食べたい。そんな人のためのサービスが広がっています。
待ち時間を短縮できるファストパスサービス「SuiSui」。ウェブサイト上でチケットを購入すると、優先的に入店できる仕組みです。
現状金額は300円から(混み具合によって変動)。行列のできる人気の飲食店などに導入され、北海道から沖縄まで全国およそ100店舗で利用されています。
実際に利用している人は、こう話します。
「3回、4回目くらい(使っている)。割とすぐ入れる」
こちらのグループはチケットを購入してから、およそ3分で店内へ案内されました。
お金で時間を買える選択肢
時計メーカーの調査では、半数近くの人が人気飲食店の待ち時間を短縮したいと答えています。
さらに、時間短縮のためにお金を使った経験がある人はおよそ3割に上りました。
SuiSui利用客
「最高です。一瞬で(料理が)来る」
一方、鹿児島から仕事で訪れた男性は、目の前で入店するファストパス利用客を見て思わず…。
「仕方ないっちゃ仕方ないけど、悔しい。今後(SuiSui利用を)検討していきたい」
ラーメン豚山 スタッフ
「以前、並びがすごくて引き返してしまう客が多かった。お金で時間を買えることが、選択肢の一つでできた」
待ち時間短縮 医療現場も
待ち時間を短縮するサービスは、医療の現場にも。
半年前から導入を始めたこちらの診療所では、500円のファストパス料金を支払うと、予約診療枠の中で優先的に診療が受けられます。※急患は最優先
医療法人社団法山会 山下巌理事長
「普通だと30分前後、院内にとどまらなきゃいけないが、例えば診察時間が5分だと7~8分の滞在時間で済む」
特に多く利用するのは、子どもの迎えや仕事など診察の後に予定がある患者です。
「患者さんが医療機関で終わる時間が読めない。不満・課題として強くずっと言われ続けていたので、それを解決する1つのツールとして試みている」
(2026年9月23日放送分より)
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