
笑顔で迎えたと思いきやその後は険しい表情も。世界が注目する会談を前に、異例の歓迎式典から見えた2人の本音とは。
米中会談へ 異例の歓迎式典
トランプ大統領(80)が姿を見せたのは、ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地です。
大勢の将兵が整列し、世界屈指のステルス戦闘機F-22ラプターも用意されました。
日本時間24日午前6時半すぎ、習近平国家主席(73)を乗せた航空機がアンドルーズ空軍基地に到着しました。
今年2回目となる対面での米中首脳会談。大統領専用車「ザ・ビースト」から降り立ったトランプ大統領は、寒いのかコートを羽織り、手袋まで…。
公式の場にはあまり姿を見せないメラニア夫人(56)とともに、わざわざタラップ下まで出迎えに行きました。
対面の時。中国の習近平国家主席と彭麗媛夫人(63)です。彭夫人は中国では有名な歌手として知られています。
すぐさま笑顔で握手する米中両首脳。夫人を交えてしばらく言葉を交わします。中国外務省によると、トランプ大統領はこう声をかけたといいます。
トランプ大統領
「習主席は偉大な指導者です。深く意見を交わし、両国関係の発展を推進することを楽しみにしています」
子どもから花束を受け取ると、笑顔を見せました。
中国国営放送
「トランプ大統領の要請を受けて、国賓として訪問しました」
習主席の到着は中国で生中継されました。
対照的な2人の表情
そんな中、盛大に行われた歓迎式典では、こんなシーンも…。爆音をとどろかせたのは、祝賀飛行した爆撃機です。
この時、2人は対照的な表情を見せました。
トランプ大統領はしかめっ面。一方の習主席は無表情、表情を変えませんでした。
今回の訪問に合わせ、習主席は談話を発表。
「中米関係はライバルではなくパートナーであるべきです」
G2、米中両国は真の意味でパートナーになれるのか。
首脳会談を見据え、前向きな雰囲気を演出したトランプ大統領。車に乗り込んだ習主席に手を振るその姿は、まさに「異例の厚遇ぶり」を感じさせました。
現地時間24日に行われる米中首脳会談では、休戦状態にある貿易問題や、急速な発展で懸念が高まるAIを巡る協議のほか、台湾問題も議題となる見通しです。
トランプ大統領
「素晴らしい面会だったし出迎えだった。彼らは感謝していると思う。素晴らしい人たちだ」
これまでにアメリカの農産物や航空機などの大量購入を中国側に求めてきたトランプ大統領。
中間選挙を控えるなか、ビッグディールを狙う思惑が透けて見えます。
(2026年9月24日放送分より)
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