麻酔銃が効かなかったクマは40時間も工場内に居座った後、逃走。3カ月経った今も、このクマは見つかっていない。
なぜ麻酔は効かなかったのか。現場に残されていた投薬機には薬が残ったままだった。福島市によると、器具の不備やクマが振り払った可能性があるとし、また専門家によれば、興奮したクマのアドレナリンで麻酔が効きにくいケースも考えられるという。
そもそも野生のクマに麻酔銃はそう簡単ではない。有効な射程は20メートルほど。そして体重が分からなければ薬の量も決められない。命中しても効いてくるまでに5分から10分。興奮していればさらに時間がかかるか、または効かないこともある。打たれた痛みでかえって暴れることもある。また興奮し周辺の住民に危害を加える恐れがあり、そのため住宅地でのクマへの麻酔銃猟は原則として許可されてこなかったという。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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