相手が“フラフラ”すぎてパンチが当たらない… TKO直前のラッシュで“硬すぎる拳”が生んだ珍しい光景が話題

3150 FIGHT
【写真・画像】 1枚目
【映像】“硬すぎる拳”が生んだ珍しい光景
この記事の写真をみる(8枚)

 パンチがことごとく当たらない…かわされたのではなく、それまでのパンチが効きすぎて相手が激しくフラついたからだ。ダメージが蓄積した3ラウンド、レフェリーストップ直前に“硬すぎる拳”が生んだ珍事に「足元おぼつかない」「千鳥足だ」など反響が相次いだ。

【映像】“硬すぎる拳”が生んだ珍しい光景

 9月23日大阪・住吉区民センターで開催された「3150FIGHT 11」で、チャーリー・アドトゥーン(フィリピン)と丸元大五郎(大成)のWBCユース世界スーパーフェザー級王座決定戦が行われ、丸元が右アッパーなど連打で圧力をかけ、3回レフェリーストップによるTKO勝ちで王座を獲得した。

 日本ユース・スーパーフェザー級王者の丸元と、フィリピン・ユース・フェザー級王者アドトゥーンはともに24歳以下。丸元が5戦5KO勝ち、アドトゥーンが7戦7勝2KOと無敗同士の対決となった。試合前からABEMA解説で世界4階級を制した田中恒成は「大五郎の拳は硬すぎる」と天性のパンチ力を評価。この試合は丸元の“硬すぎる拳”の威力をまざまざと見せつける一戦となった。

 1ラウンドは、上下打ち分ける丸元と、身体を潜り込ませて頭から入って来る変則的なアドトゥーンの距離と主導権の探り合い。アドトゥーンのボディを貰う場面も、丸元は鋭い左右のジャブを次々と当て、試合のペースを握る。

 2ラウンド、両者が距離を取りながらの攻防。これを嫌いインファイトを挑むアドトゥーンに対して、ジャブやアッパーを当てる丸元。後半の足を止めた打ち合いで丸元が右アッパーを連続で当て接近戦でも強さを見せる。

 3ラウンド、接近戦で丸元が右アッパーの連打。アドトゥーンもアッパーを返すが、丸元は打ち下ろしの右ストレートで相手を削りながら左ボディ、右ボディ。2度、3度と「ボコっ」と鈍い音が響くと、アドトゥーンはフラフラ。

 頭は左右に揺れ、身体は後ろに仰け反り、足元はもうおぼつかない。皮肉にも猛ラッシュを仕掛けた丸元のパンチが面白いように空を切るが、決してかわしているわけではない。硬い拳が効きすぎて、倒れる寸前の相手がフラフラして的が定まらないのだ。ファンからも「フラフラすぎて当たらない」「足元おぼつかない」「千鳥足だ」「効いた」「これは無理よ」の声が上がるなか、丸元が正面から顔面に左を入れたところでレフェリーがアドトゥーンを抱きかかえて試合を止めた。

 スタンド状態でのストップには「ちょっと早いな」「何で止めたの?」と一部から声が上がったが、特に3ラウンドは一方的にアドトゥーンが殴られ続けたことから「正しいストップタイミングだ」「いやフラフラだっただろ」とレフェリーを支持する声が大半。その後も「止められたくないならパンチ返さないと」「早いけどまあ全然手出てなかったしな」と結果に納得する声が相次いだ。

 これで6戦6KOの無敗で新王者となった丸元は「実力的にも前に出て気持ちのある選手で、しっかり練習してきたんやろな」と相手を認め「このタイトルを価値のあるものにしたいしランキングをしっかり上位に上げていきたい、(ユース王者は)通過点のタイトルでしかないですけど、どんどん上を目指して頑張っていきます」と力強く語った。

この記事の画像一覧
こんな記事も読まれています
この記事の写真をみる(8枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る