「一般市民が通報するようではダメ」英空軍基地テロ準備事件 英国籍の5人を逮捕 

「一般市民が通報するようではダメ」英空軍基地テロ準備事件 英国籍の5人を逮捕 
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アメリカ軍も使用しているイギリス空軍基地に対するテロ未遂事件の詳細が明らかになってきました。不審車両を通報した住民が地元メディアに対し「自分のような一般市民が通報するような状況は起きるべきではない」と不安を明らかにしています。
(ロンドン 山野孝之)

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イギリス南部にあるフェアフォード空軍基地近くで27日、テロ準備と爆発物取締法違反の疑いで男5人が逮捕されました。5人はいずれもロンドンに住む、イギリス国籍の20代でした。

住宅街のすぐ近くで見つかった容疑者が乗っていたとみられる3台のバン(画面右端) フェアフォード空軍基地付近 2026年9月27日 英・グロスタシャー州 
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事件発生から一夜明けた28日も、5人が乗っていたとみられる3台のバンの周辺では軍の爆発物処理班による作業が続いています。

事件が発覚したのは、住民からの通報でした。地元グロスタシャー警察によりますと27日午前0時45分、「3台の不審な車がフェアフォード空軍基地に向かっている」と通報がありました。

米空軍のB-1爆撃機 英フェアフォード空軍基地 2026年9月28日
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通報したのは地元の農家の女性で、複数のイギリスメディアに対し匿名で当時の状況を説明しています。

女性は車で帰宅途中、道を塞ぐように止まっている3台の白いバンに気付きました。

女性が車をUターンしたとき、男たちが一斉に逃げ出したということです。

「中東系に見える若い男たちが林の中を走っていくのが見えた。何人かは、目出し帽かマスクをしていた」

ゲートを塞ぐように置かれた重機 英フェアフォード空軍基地 2026年9月27日 
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女性によると、基地では1週間前からゲートを重機で塞ぐなど警備が大幅に強化されていました。

にも関わらず、不審車両が基地まで数百メートルの村まで接近したことについて、女性は

「私のような一般市民が通報しなければならない状況はあってはならない」「誰かが重大なミスをした」

と不安を口にしています。

イギリスのストリーティング国防相は女性が目撃したことは「全体のごく一部に過ぎない」「可能になり次第、情報を公開する」としています。

トランプ大統領は、「彼らを捜査中だった。我々に甚大な被害を与えようとしていた」と述べて、容疑者について事前に何らかの情報をつかんでいたことを示唆していました。

フェアフォード空軍基地にはアメリカ空軍も駐留していて、BBCなどはB52やB1などの長距離爆撃機が基地からイラン攻撃に向かっていたと報じています。

米空軍のB52爆撃機 英フェアフォード空軍基地 2026年4月8日
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