リュンギは、難関大学の学科代表などを務める中で突然の胃がん宣告を受け、現在は胃を全摘出して補助化学療法(抗がん剤治療)を進めている真っ只中である。一方のロビンは、過去に骨髄異形成症候群を患い、脱毛や容姿の変化にショックを受けながらも骨髄移植を経て復調し、人生初の恋に挑んでいた。
雨の降る中、長い時間ロビンを待ち続けていたリュンギの元へロビンが笑顔で現れると、リュンギは「ずっと待ってた。来てくれたね」と感謝を伝えると、ロビンは冷え切ったリュンギの手を握り「温めてあげる」と伝え、2人は初めて手を繋いだ。
リュンギは嬉しさのあまり「治療に行きたくない」と明日からの治療に抵抗を見せると、ロビンは「待ってあげる」「治療後、何が食べたい?」と優しく問いかける。「刺激的なもの」を希望するリュンギに「辛いのはダメ。治療が終わったら刺激的なものを食べようね」と早くもカップルのようなやりとりを繰り広げていた。
これまでリュンギを見守ってきたロビンは、「痛みを忘れられる」というリュンギの言葉に深く心を動かされたと明かす。普段は明るく振る舞いながらも、1人で密かに痛みに耐えていたリュンギ。そんな彼が初めて自分に弱みや痛みを見せてくれたことで、ロビンは「彼に合わせるのは大変だと思っていたけれど、その考えが無意味に思えるほど、もっと好きになってもいいんだ」と確信に変わったという。リュンギもまた、「この夏が早く過ぎ去ってほしい。ロビンさんが『待ってるから安心して治療を受けてきて』と言ってくれて支えられた」と語り、秋に抗がん剤治療が終わった後の未来を見据えて新たなスタートを切った。
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