続いて話題は、映画オリジナルキャラクターのかりん、アラン、レインへ。すでに2回、3回と劇場へ足を運ぶ観客もいる中、もう一度映画を観る際に注目してほしいそれぞれのキャラクターのイチオシポイントを聞くことに。かりん役の鬼頭は、「かりんちゃんはやっぱり頑張り屋さんなところが一番いいところ」とした上で、ビジュアルにも注目してほしいとアピール。「お団子がハートの形をしていて、そこもすごく可愛らしいんです。見た目の可愛さも隅々まで見ていただけたら」と語り、「今日は私もハートにはできなかったんですけど、お団子にしてきました」と自身のヘアスタイルを紹介した。
アラン役の島崎は、本作にさまざまな謎やミステリー要素が散りばめられていることに触れ、「初めて観た時は、何を考えているんだろう、ちょっと怪しいなと思った方もいたと思うんです。でも全部を知ってからもう一度観ると、アランはかりんへの想いで動いているんだと納得できると思います」と明かし、「絵の動きや表情も一つ一つアランの気持ちで流れが作られているので、アランの気持ちを知った上でもう一度観ていただけたらより楽しめると思います」と呼びかけた。
レイン役の内山は、事前にスタッフからさまざまなネタバレNGを伝えられていることもあり「レインはいろいろ秘密のあるキャラクターなんですが、何も言えないんですよね(笑)」と苦笑い。それでも、「どういうキャラクターなのか分かった上で最初から観ると全然違って見えると思います。2回目、3回目の鑑賞で見方が本当に変わってくる作品だと思うので、末永く楽しんでいただけたら」と、2回目以降ならではの楽しみ方をおすすめした。
続いて劇中でダメダメをはじめ、テレビの司会者やコメンテーターなど、2人で10役以上を演じたコットンへ。声優の仕事について西村は「本当に機会がないので緊張して現場に入りました」と振り返り、ダメダメは裏声を使うため楽しみながら演じられた一方、司会者やコメンテーターでは普段とは異なる難しさがあったと告白。
きょんも「僕らが働いている環境と全く違う」とアフレコの難しさを振り返りながら、「本当にすごく楽しい職業だったので、もし次回声がかかったらキュアアンサーをやりたい!」とまさかの立候補をした。するとキュアアンサーから“ダメダメ”のポーズを向けられ、会場は笑いに包まれた。さらに西村は「ダメダメって200回くらい言ってるんじゃないですかね。途中で何がダメで何がいいのか、よく分からなくなりました(笑)」と明かし、笑いを誘った。
ここで西村から劇中でそれぞれの想いを繋いでいくシーンにちなみ、登壇者全員で「ポチタンミラクルライトで想いを繋ぐ応援リレー」をやりたいと提案が上がった。ここからは西村が進行役となり、次の人へエールを送り、ポチタンミラクルライトとともに応援の気持ちを繋いでいくことになった。
まずはきょんから内山へ。「内山さんは同じ埼玉出身と聞きまして、埼玉は魅力度ランキング最下位のようなので、同じ埼玉県民として一緒に盛り上げていきましょう!」と独特なエールを送ると、内山も「最下位って知らなかった(笑)一緒に盛り上げていきましょう」と応じた。続く内山は島崎へ、誰に対しても公平に優しく接する姿を称え、「これからもそのままのあなたでいてください」とエール。島崎も「うっちーこそ公平というか、フェアなところに憧れている」と返し、さらに鬼頭へ「これからも一緒に現場や作品を愛して、楽しみながら作品作りができたら嬉しいです」と温かな言葉を贈った。
鬼頭も「のびのびお芝居を楽しめているのは、先輩方や共演者の皆さんがいるから。これからもよろしくお願いします」と笑顔を見せた。鬼頭からは東山へ、「自分も大変なのに人のことを気遣える優しいところが、出会った時からずっと大好きです。自分のことも労ってね」とエール。東山は「しみじみです」と胸を打たれた様子で、「一瞬で座組の空気に馴染んでくれて。それは本当に鬼頭ちゃんの人徳あってこそ。鬼頭ちゃんでよかったと感じています」と応えた。
続いて東山が選んだのは、バディの長谷川。「キュアエクレールだということを長い間隠さなくちゃいけなくて、現場でもポーカーフェイスで過ごしていて、本当に偉いなと思っていました。いつも元気な長谷ちゃんは、私たちには甘えてね。大好きよ」と優しく語りかけると、長谷川の目には涙が。「奈央さんがいるから頑張れているところがすごくあるので、沁みちゃいました」と声を詰まらせ、その姿に千賀も思わず涙を流した。長谷川から本渡へは、仕事への姿勢や表現力へのリスペクトを込めて「自分をしっかり持っているところ、本当にかっこいい。尊敬してるよ!」とエール。
褒めちぎられた本渡が「これ、あと3時間くらい延長しません?」と返し、会場を笑わせる一幕もあった。そして本渡から千賀へ。「光莉ちゃんはいつも真っ直ぐで、本当にいい子」と切り出し、「悩んだ時にいろんな人が支えてくれるのは、光莉ちゃんが本当にいい子だから。みんなが喜んで力を貸したいと思うんです」と愛情たっぷりに語ると、「これからもっともっとすごいスーパースターになれる人だと思うので、他の作品でも共演できる時を私も楽しみにしています。頑張れ!」と力強く背中を押した。
そして最後にバトンを受け取った千賀が応援する相手は、会場に集まった観客全員。「きっと落ち込んだり、ダメダメだなって思ってしまう日もあるんじゃないかなと思います。そんな時は、朝起きてカーテンを開けて朝日を浴びるとか、ちょっと早く寝るとか。そういう小さなことで少しだけ心が軽くなったら、それも大切な一歩かなと思っています」とメッセージ。最後はポチタンミラクルライトを振りながら「みんな、がんばれ〜!」と元気いっぱいにエールを送り、会場は大きな拍手に包まれた。
イベントの最後には、キャストを代表して千賀が挨拶。「昨今SNSが普及している影響で、どうしても他の人のキラキラした場面を目にする機会が多くて、自分はダメダメだけど、他の人はキラキラしているなと思ってしまうことも、きっとあるんじゃないかなと思います。映画の中でかりんちゃんがあんなちゃんに対してそうだったように、自分と比べてキラキラして見える人にも、実は自分と同じように悩んだり、落ち込む瞬間がある。この映画を観てくださった方が、遠くに感じていた人にも優しい気持ちで接したり、見ることができるようになったらもっと素敵になるんじゃないかなと思っています。いろんなメッセージが込められている作品ですが、そういった面でも誰かに優しくなれるような映画になっているんじゃないかなと思います。ぜひこの輪がもっと広がっていったら嬉しいです」と本作の物語に重ねた思いを込め、大ヒット御礼舞台挨拶を締めくくった。
そしてキャスト陣の退場後には、キュアアンサー、キュアミスティック、キュアエクレール、キュアアルカナによる観客向けのスペシャルフォトタイムを実施。思い思いにカメラを向ける客席にプリキュアがポーズを決め、大ヒット御礼舞台挨拶は幕を閉じた。
『名探偵プリキュア!』は、東映アニメーション制作による「プリキュア」シリーズの通算23作目にあたるアニメ作品。名探偵をモチーフとした世界観のなかで、謎解きとアクションをテーマに、次々と巻き起こる事件や怪盗との攻防を通じて少女たちがプリキュアとして成長し絆を深めていく姿を描く。テレビ放送のほか音楽ライブイベントなど、幅広いメディアミックス展開が行われている。
※島崎信長の「崎」は、正式にはたつさきの字
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