
東京都心では34日連続、“史上最長”の雨となりました。台風26号が関東に近づく中、豪雨災害の爪痕が残る千葉県では今も道路が寸断されたままの状態です。
【画像】被害から1週間以上経過も通行止め続く 29日午後1時時点の千葉の道路状況
34日連続 都心で“史上最長雨”
青空を忘れそうな長雨、ついに34日連続となり、観測史上最長となりました。
50代
「出かけられない、仕事できない。だからコインランドリーに。梅雨より長い」
気温も、一向に上がりません。
東京・日暮里駅近くにあるそば店。温かいそばを注文する人でにぎわいます。
客
「上着を忘れてきた。大丈夫じゃない、寒い」
「温かい(そば)にして正解」
それもそのはず、28日は夏日を観測しましたが、29日の最高気温は22℃に届かず、一気に肌寒くなりました。
一由そば 安藤克法さん
「急に気温が下がったこともあって、客が一気に増える感じ。ここから年末に向けてある意味そば店にとって勝負の時期、売り上げが1番上がる時なので、従業員一同気合を入れてやっていく」
台風「あさって」関東最接近
雨にもかかわらず、多くの人でにぎわう場所も。
今年23回目を迎えた「横浜オクトーバーフェスト」本来なら青空の下、本場ビールを楽しみたいところですが…。
60代
「(Q.外は雨)きょう残念だったけど…」
50代
「本当は夏の方がいいんですけど、このくらいの陽気でも十分」
店が気をもむのは、雨と台風です。週末の台風一過の青空を待ちわびます。
出店者
「台風で中止になった日もある。その日が痛手という感じ。今週は晴れの日が木金と期待していたが、台風次第でまた残念になっちゃうかなという心配はある」
日本の南にある台風26号は、ゆっくりと北上しています。来月1日には、関東や伊豆諸島に最も近付く見込みです。
住民
「すごい台風が多くて、どれくらいの規模になるか分からないので正直怖い」
“道路寸断”ライフライン復旧遠く
新たな台風26号の接近は、すでに台風25号で被災したエリアの復旧も阻みます。
大蔵地区へと続く市道で、土砂崩れが発生しています。土砂は道の端に寄せられていて、車1台が通行できるくらいにはなっていますが、上を見ると電線には倒木が引っかかっていて、いつ落ちてもおかしくないような状況になっています。
千葉県市原市では、この「道路」の復旧が、大きな課題となっています。
雨が降り続く千葉県では、いまだ停電や断水などライフラインの全面復旧が見通せていません。
特に、県のほぼ中央に位置する市原市では、29日午後3時時点で700軒以上が停電したままとなっています。
復旧に時間がかかるのには、市原市特有のわけがあります。
復旧に時間かかる理由
市原市 小出譲治市長
「広範囲にいくつも土砂災害が発生している」
市原市では、台風25号の影響で48時間雨量が観測史上1位、487ミリを記録。この長く強く降り続いた雨が市内の至る所で、土砂崩れを引き起こし、生活に欠かせない道路のインフラを破壊しました。
被害から1週間以上経っても、国道や県道などの幹線道路は、この状況。
さらに、その太い動脈から、毛細血管のように広がる市道も深刻で、通行止めのバツ印が多く残っています。
小出市長
「復旧するための車両が入れない状況。まずは道路啓開を急ぐことが最優先」
道路の寸断が解消された復旧半ばの地域へ、市は支援物資も届けています。特に市の南部は深刻な状況です。
市職員
「水と携帯トイレが入っています」
物資を取りに来た人(80代)
「(21日から)買い物に一日も行っていない。土砂がすごいので、どこでどうなっているのか分からない」
“孤立状態”は解消も 台風接近
千葉県市原市を通る道路で、通行止めの看板が立っています。その先を見てみると、道路の半分以上、土砂がふさいでしまっています。
中には、こんな場所も…。宙に浮くように、木が電線に絡まっています。土砂はかなり広範囲で道の奥まで広がっています。
市原市の大蔵地区に続く1.5キロほどの道も、土砂崩れが相次ぎました。地元の土木会社の協力があって、2日前にようやく、車1台が通れるようになったばかり。
この道の先には、人々の生活があります。
大蔵地区在住の人
「まだ危険な状態ですけど、大事な生活道路なので」
「(Q.この中は何世帯が暮らしている)今、10世帯くらい」
「(Q.10世帯が一時孤立した)そうですね、当然お年寄りも子どももいる」
2日前にようやく孤立状態が解消されたものの、またすぐ、台風が接近。
大蔵地区在住の人
「うちはラブラドールが2匹いるので避難するわけにはいかない」
(2026年9月29日放送分より)
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