80回目の共同募金に世論厳しく 使途不明金で協力見送り 閣僚の胸に赤い羽根なし

80回目の共同募金に世論厳しく 使途不明金で協力見送り 閣僚の胸に赤い羽根なし
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 1日から赤い羽根共同募金が始まりましたが、横領疑惑により募金への協力を見送る動きが拡大しています。毎年恒例だった閣僚による赤い羽根の着用も自粛が決まりました。

【画像】1983年から募金箱を設置してきたイオンも協力見送り

1983年から協力のイオンも…

赤い羽根共同募金
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 今年も全国一斉に始まった「赤い羽根共同募金」。

 赤い羽根募金が始まって80回の節目。都内では、JR赤羽駅前でイベントが行われました。キャッチコピーは「集まれ赤羽、広がれ赤い羽根」。

キャッチコピーは「集まれ赤羽、広がれ赤い羽根」
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イベント関係者
「赤羽で赤い羽。ダジャレですね」

 関係者も意気上がる、キャンペーン初日。しかし…。

東京都共同募金会 枝見太朗常務理事
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東京都共同募金会
枝見太朗常務理事

「逆風が吹いているという感じ」

 今年の「赤い羽根」には、例年になく冷たい風が吹いています。

寄付金約2億5000万円が使途不明
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北海道共同募金会
瀬尾英生会長

「職員による横領が疑われる事案が発生しました」
「申し訳ございませんでした」

 赤い羽根共同募金を運営する北海道共同募金会で、寄付金約2億5000万円が使途不明となっていることが発覚しました。

 札幌市では、去年434の企業・団体の協力が得られた街頭の募金活動も、今年は約300の団体から辞退の申し入れがあったといいます。

 影響は全国に波及。1983年から募金箱設置や街頭活動の場所を提供してきたイオンは、全国の店舗で今年度の協力を見送る方針を決めました。

「総合的に検討し、判断」
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「お客様に安心して寄付に協力していただけることを大切にしています。総合的に検討し、判断しました」

公的支援が手薄な分野にも

石破茂前総理
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 去年10月、石破茂前総理の胸には「赤い羽根」がありました。

 しかし、今月1日、高市早苗総理は身に着けていませんでした。例年、大臣らが赤い羽根を着用していますが、北海道の不祥事を重くみた政府は自粛を決定。今年度は控えるよう、厚生労働省が文書で通達しました。

今月1日
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 1日に「赤い羽根」を身に着けている大臣は確認できませんでした。

 東京・赤羽の募金活動にも暗い影を落としています。

「信頼感を失うのは大きい」
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枝見常務理事
「SNSなどで『どうせ着服される共同募金に寄付をするのは無駄だよ』みたいな投稿、そういうのを見て悲しい思いをしています。共同募金は信頼があって初めて成り立つ活動なので、信頼感を失うのは大きいと思います。これをなんとか乗り越えていかなければいけない」

公的支援が手薄な分野にも配分
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 赤い羽根共同募金で集まったお金は、子ども食堂など公的支援が手薄な分野にも配分されるなど、独自の役割を果たしています。

「孤立している高齢者のサロンとか、制度や仕組みで守られない方々の活動に対して、共同募金が結構配分をして、支援をずっと続けている。頑張っていきたいと思います」

(2026年10月2日放送分より)

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