待望の晴れの週末 秋夜彩る花火に溢れる笑顔 いまだ続く長雨影響も

待望の晴れの週末 秋夜彩る花火に溢れる笑顔 いまだ続く長雨影響も

東京は久しぶりに晴れの週末を迎え、待ちわびた人たちに笑顔の花が咲きました。(サタデーステーション10月3日OA)

都心で雨降らず…38日ぶりか 花火大会開催

3日、多摩川を挟んで世田谷区と川崎市の合同で開催された花火大会。
世田谷側では例年より多い30万人が駆け付けましたが、直前まで開催が不安視されていました。

たまがわ花火大会実行委員会 事務局 松岡敏幸課長(東京・世田谷区 3日)
「私ども毎日天気予報を確認しておりまして、もう毎日が不安でした」

都心では、2日まで統計史上最長の37日連続の雨となり、
中止となった花火大会も少なくありません。3日の花火大会会場でも…。

報告・内田吾郎ディレクター
「こちらは長雨の影響でしょうか。大きな水たまりが残っています」

地面がぬかるんでいるところも多く、ゴムマットを敷くなどの対応に追われました。
3日、都心で雨は確認されておらず、このまま降らなければ38日ぶりのこととなります。
“雨上がり”を祝福するかのように1万2000発の花火が夜空を彩り、会場からは幾度となく拍手が起こりました。

豪雨と台風 “秋の風物詩”被害に 「ど根性コスモス」に寄せる期待

3度の大雨被害が続いた千葉県でも、日中広く晴れて雨の心配がない一日となりました。

報告・駒見直音アナウンサー(東京ドイツ村 3日)
「ご覧くださいこの光景カラフルな大量のティラノサウルスたちが体操をしています」

被害の大きかった袖ケ浦市の施設では、着ぐるみを着てのイベントが行われていました。

千葉県内からの参加者(東京ドイツ村 3日)
「恐竜レースを楽しみにしていたので晴れて良かったです」

雨の影響などで入場者数は減少、園内にもまだ被害の爪痕が残った状態です。
まもなく見頃を迎えるはずの秋の代名詞、コスモス畑も被害にあいました。

東京ドイツ村広報・山野広太さん
「畑の中の土がどんどん流れてきてしまって、ふもとに滞留してさらに道の方まで流れてきてしまった」

本来なら、一面コスモスで埋まるはずの畑が、8月の千葉豪雨で畑の土が流出。
その後下旬には土を戻して種まきを行いましたが、9月には再び大雨や台風に見舞われました。
ただ小さな芽が土砂に巻き込まれてしまった状態だったため、土砂の中から芽が育ってきているといいます。

東京ドイツ村広報・山野広太さん
「社内的にはど根性コスモスと名付けている」

今後の日照時間次第では、時期がずれてしまう可能性もあるといいますが、10月中旬ごろの開花に期待を寄せます。

東京ドイツ村広報・山野広太さん
「祈るしかないんですけど、こういう株が出てきて一面きれいなコスモス畑になってくれればいいなと」

野菜急騰「規格外もとれない」 決壊した印旛沼 応急措置が完了

大雨で堤防が決壊した千葉県の印旛沼では、新しい動きがありました。

報告・駒見直音アナウンサー(千葉・印旛沼周辺 3日)
「決壊した4つの堤防のうち最後の堤防が、きょう仮復旧したということです」

先週、番組で取材していた住人は。

自宅が浸水した住人(千葉・印旛沼周辺 3日)
「まだ一歩進んだだけ。喜べない。仮堤防ができても排水機場が機能しない限り水位は減らない」

復旧作業が進む一方、雨の影響が長引きそうな場所もあります。
地元農家の野菜を多く扱い、安さが人気の道の駅ですが。

買い物客(埼玉・春日部市 3日)
「白菜買いたいなと思っても値段を見ちゃうと、もう少し我慢しようかなと思いますね」

葉物野菜の値上がりです。農林水産省によると、白菜の値段は9月からの1か月間で3倍以上に値上がり。
10月も平年を上回って推移すると見込まれています。

道の駅 庄和・井上隆之部長(埼玉・春日部市 3日)
「9月の記録的な長雨、その影響が一番ある。よく規格外(野菜)があると思うんですけど、逆に規格外もとれないくらいです」

入荷される量も例年の半分程にまで減少。別の野菜や果物で補うなどしているといいます。

種まきできず苦悩 生育遅れも 長雨影響「気持ちは晴れない」

農家側も、長雨に苦慮しながら栽培を続けています。

戸張農園・戸張恭隆さん(千葉・松戸市 2日)
「こちら見えているところは長雨の前に植えられたんですけど、隣の畑はどんどん植えていく予定なんですけど、仕事がストップしている状態」

植えることができた野菜も生育が遅く、さらに種すらまけない畑もありました。

戸張農園・戸張恭隆さん
「ほうれん草は外にどうしてもまきたくて、いつまけるかなまけるかなって思っていたら結局まけなかった。やむを得ずハウスの中に」

一部の野菜をハウス内での栽培に切り替え。ようやく雨がやみ、畑に移したいところですが。

戸張農園・戸張恭隆さん
「(土が)結構まだ水分を含んでいてぐちゃぐちゃしている」

生育不良に繋がるだけでなく、重機を使った作業ができないなど、今のままでは打つ手がないといいます。

戸張農園・戸張恭隆さん(千葉・松戸市 2日)
「雨が降らないで、お日様が出ている時間帯が1週間くらい続かないとまだ畑には入れない」

さらに、例年9月から行っている冬野菜の準備もまだ出来ていないため、影響の長期化も懸念しています。

戸張農園・戸張恭隆さん(千葉・松戸市 2日)
「これから先収穫が遅れていくと仕事もなくなるし(野菜の)値段がどんどんあがっていくし。なかなか晴れないですね、気持ちは」

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