フライブルクの日本代表MF鈴木唯人が、2シーズン目を迎えたブンデスリーガで確かな手応えを掴んだ。開幕節のハットトリックを振り返り、昨シーズンとの明らかな違いを口にしている。
【映像】ギリギリ!鈴木唯人、脱力キック→高難度“技ありショット”
9月30日放送の『ABEMAスポーツタイム』では、今季のブンデスリーガ開幕戦でハットトリックを達成するなど、4試合4ゴールの活躍を見せている鈴木を特集。独占インタビューで、飛躍の裏側に迫った。
昨シーズンにデンマークのブレンビーからフライブルクに加入した鈴木。大きな期待を背に開幕戦からスタメン出場するも結果が出ず、さらに7試合連続で出番がないなど、苦しいシーズンを過ごした。
しかし今シーズンは開幕戦から大爆発。ブンデスリーガ所属の日本人選手としては高原直泰、武藤嘉紀に続いて3人目となるハットトリックを達成した。
インタビューで鈴木は、この日の2点目について「毎回こだわっている成果が出た。個人的には嬉しかったゴール」とコメント。そのシーンは、2-0で迎えた48分だった。
FWイゴール・マタノヴィッチが放ったミドルシュートのこぼれ球を、FWデリー・シェアハントが回収。左サイドから縦に突破し、ゴールラインぎりぎりまで持ち込むと、マイナス方向へクロスボールを入れた。
シェアハントの突破に合わせてボックス内へ入り込んでいた鈴木は中央でフリーに。そこへ折り返しのボールが送られたものの、鈴木にとっては難しいバウンドとなった。それでも左足を引きつけた状態からインサイドで軽く合わせる技ありのシュート。ボールをしっかりと捉えると、鋭いシュートがゴールネットを揺らした。
このゴールシーンを振り返った鈴木の口からは、昨シーズンとの明確な違いが明かされた。
「昨シーズンだったら入れたいと思って強く打ってしまったり、チャンスだと思って気持ちが先走って、足を最初に振ってしまってうまく当てられていなかった。あのシーンは落ち着いて、ふかさないように、ギリギリまで待てたことがよかった。こういう練習はプレシーズンから散々していたので、練習の成果が出てよかった」
昨シーズンは「決めたい」という気持ちが先行することで、ボールを待てずにミスにつながっていたという鈴木。それが今季は、難しいボールに対しても最後まで待って正確に合わせることができた。
開幕戦のハットトリックを支えたのは、単純な得点力の向上だけではない。昨季の経験とプレシーズンからの積み重ねによって身につけた“落ち着き”が、鈴木のゴール前でのプレーを変えている。
(ABEMAスポーツタイム)
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