
物価高のなか、家計の大きな味方になっているのがブラジル産の鶏肉ですが、ブラジルでの大統領選挙の結果がこの価格に影響を与えるかもしれません。
【画像】左派・ルラ大統領(80)と右派・ボルソナロ上院議員(45)の決選投票へ
大統領選接戦で決選投票へ
新鮮市場 東本郷店 飯田智成店長
「鶏肉と言ったら、もうブラジル。客もブラジル=肉って、安心して手に取ってくれる」
「当店、味付け肉も伸びていて。ほとんどブラジル産。『安くておいしい』って」
今や、日本の食卓に登場する機会も多いブラジル産の鶏肉。この価格に影響を与えかねないのが、ブラジル大統領選挙の行方です。
通算4期目を目指す左派の現職と、トランプ大統領を慕う親米・右派の戦いは接戦となっています。
2人の候補者 実質一騎打ち
4日、ブラジルで行われた大統領選挙の第1回投票。2人の候補者による一騎打ちの様相を呈しています。
1人は、左派で現職のルラ大統領(80)です。
「民主主義の強化か、野蛮な政治か。国民は選ばなければならない」
もう1人が、親米・右派のフラビオ・ボルソナロ上院議員(45)です。
「ブラジルが解放されるために、今ほど国民の力が必要な時はありません」
「南米のトランプ」とも呼ばれた、ジャイル・ボルソナロ前大統領の長男です。
クーデター未遂などの罪で拘禁27年3カ月の判決を受け、自宅軟禁中の父に代わり、立候補しました。
輸入鶏肉の価格に影響は
日本の裏側で行われている選挙の行方が、輸入鶏肉の価格に影響を及ぼす可能性が出てきています。
日本貿易振興機構
調査部 米州課 主幹
中畑貴雄氏
「中長期的な観点から言うと、ルラ氏の場合は『環境政策』を重視している。逆にボルソナロ氏が勝った場合は、かなりビジネスライクな大統領になると思われる。森林伐採もやむを得ずというような形で、将来的には売れるものはどんどんつくる。(鶏肉が)安くなる可能性がルラ氏に比べれば高いかなと思う」
第1回投票ではルラ氏、ボルソナロ氏ともに過半数に達しなかったため、25日に行われる決選投票に持ち越しとなりました。
(2026年10月6日放送分より)
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