
ウクライナのゼレンスキー大統領によりますと、トウモロコシを積んだトルコの商船だったといいます。火災によって2人が死亡した船は、ロシアのドローン2機の攻撃を受けたとのことです。
【画像】市民生活への継続的攻撃「広範囲の攻撃を認める」民間を標的にする“新ドクトリン”

民間施設を狙った攻撃は、激しさを増しています。

ドローン攻撃をたびたび受けているのは、キーウの大動脈ともいえる橋。毎日50万人が、往復している生活の要です。
民間の施設への攻撃が強まる背景に、ある文書の存在が指摘されています。

ウクライナ ゼレンスキー大統領(2日)
「ロシアがインフラや物流への攻撃を認める文書を確認しました。都市部や地方の道路や学校、病院への攻撃も容認し、キーウや都市部を離れるよう、住民に圧をかけています」

ウクライナの情報機関が入手したという『新ドクトリン』。
プーチン大統領が、冬を前に、これまでよりはるかに広範囲の民間施設への攻撃を認めているというものです。
見境ない攻撃を許可したともいえる動き。文書の具体的な中身は明らかになっていませんが、背景には、“ウクライナ有利”といえる戦況がありそうです。

ウクライナ軍は、ドネツク州の一部で、占領された領土を次々に奪還。分析によれば、先月、ロシアが奪った領土より、ウクライナ軍が奪還した領土の方が多いとみられています。

戦争研究所(4日)
「ウクライナの戦場での成果が、プーチン大統領に当初の勝利の筋書きの再考を迫り、戦場の前進ではなく、この冬の長距離攻撃で、ウクライナに降伏を強いる方向に重点を移させているように見える」

ウクライナ ゼレンスキー大統領(2日)
「あらゆる手を打つ必要があります。相手がエネルギー施設を攻撃するなら、我々も攻撃します。彼らの戦争資金になっている石油精製施設などを標的にします」

ロシア国防省は、ゼレンスキー大統領のインタビューを受けて、ウクライナ各地への攻撃をさらに強めると宣言。住宅地などへの攻撃は、ウクライナ全土で続いてます。
