
簗和生農林水産大臣の道路予算を巡る発言について、国土交通省が会見を開きました。しかし、「覚えていない」「記録がない」といったあいまいな回答を繰り返し、記者から厳しい追及が相次ぎました。
国交省「圧力なかったと思う」
簗農水大臣
「(Q.支援自治体に関する働きかけがあったかどうか?)これは昨日回答のお話で申し上げた通り、私からの働きかけというものはございません」
「(Q.働きかけはまずなかった?)ない」
「(Q.指示の影響はあった?なかった?)それは国土交通省において判断される事柄でありますので、私が回答できる事柄ではない」
問題を巡り、国交省は省内で聞き取り調査を実施。6日に会見を開き、簗氏から今年2月、今年度に実施する事業の予算配分額について問い合わせがあったことを明らかにしました。
国交省 官房会計課 沖本俊太朗企画官
「(Q.働きかけ等はあったのか、なかったのか?)今のところが実際担当した者からの聞き取りの中身なんですけれども、細かいメモがないため、はっきりと覚えていない」
「(担当者から)『働きかけや圧力を受けたことはなかったと思います』と言われています」
あいまいな回答に記者からは質問が相次ぎます。
「(Q.簗大臣側からのリアクションは何か残っているのか?)すみません。そこは手元にはございません。ご説明をされたということで聞いています」
支援有無と予算増減一致は
「記録は残っていない」「覚えていない」との説明を繰り返す国交省。
前回の衆議院選挙で、首長が簗氏の対立候補を支援した栃木県の3つの自治体では、今年度の道路予算が昨年度より減額に。
一方、首長が簗氏を支援した県内の2つの自治体では、道路予算が増えていたことが6日、新たに分かりました。
予算が増額された那須町の平山幸宏町長が3月に投稿した映像には、簗氏のこんな発言がありました。
「那須町においては大きな得票をいただきましたので、皆さん大丈夫です。ご心配なく。しっかりと皆様にお応えをして、このパイプをより強力にして、平山町長を全面的にバックアップをして、那須町にたくさんの予算を持ってきます」
簗氏の支援の有無と、予算の増減の一致。果たして、これは偶然の出来事なのでしょうか。
国交省 道路局企画課 西川昌宏課長
「この交付金の配分自体は地方公共団体からいろんな要望を頂いていますし、事業の進捗(しんちょく)状況とか、重点配分対象の事業が入ってくるかどうかを見ながら、総合的に調整して決めている額でございますので、(議員の問い合わせは)影響しないと考えております」
国交省調査結果で幕引き?
総理周辺には、国交省の調査結果をもって、幕引きをはかりたいという本音もあるようです。
「問題は『予算カット発言』で、そちらは謝罪撤回した。実際の予算の動きについては、何らやましいことはない」
国会では7日から代表質問が始まり、野党は追及する構えです。
(2026年10月7日放送分より)
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