スウェーデン王立科学アカデミーが7日、今年のノーベル化学賞を東京理科大名誉教授のそあい憲三氏とパリ南大学のアンリ・カガン氏の2人に贈ると発表したことを受け、同日午後9時過ぎ、高市早苗総理がそあい氏に祝福の電話をかけた。
高市総理は「ノーベル化学賞のご受賞決定、誠におめでとうございます」と祝意を伝えた。その上で、そあい氏の業績である「Soai反応」として知られる不斉自己触媒反応について触れ、「ごくわずかな分子の違いが自ら仲間を増やしながら大きな違いへと育っていく現象であり、ホモキラリティの成立起源に関する研究として、生命の起源という人類共通の謎の解明にもつながる画期的な成果と伺っております。日本人としてとっても誇りに思っております」と称えた。
これに対し、そあい氏は感謝を伝えた上で、「総理も非常に日本と世界のために毎日働かれていますが、お体に気を付けてください」と高市総理に労いの言葉をかける一幕もあった。
また高市総理が、「政府も科研費ですとか国立大学運営費交付金をしっかり拡充して、科学技術研究の基盤強化を進めます。これからもどうかご活躍されますとともに、我が国の技術研究の一層の発展のためにご尽力くださいますようお願い申し上げます」と語りかけると、そあい氏は「できる限りのことはさせていただきたいと思います」と意気込みを語った。
日本からのノーベル賞受賞は3年連続で、個人では計31人目(米国籍含む)。2人には賞金1200万スウェーデンクローナ(約1億9000万円)が贈られる。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれる予定だ。
(ABEMA NEWS)
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