“なでしこジャパンの三笘薫”ことMF藤野あおばが、自身のドリブルを分析。海外挑戦2年目で手応えを掴んだ、ある秘訣を明かした。
9月30日放送の『ABEMAスポーツタイム』では、長谷川唯、藤野あおば、清水梨沙、山下杏也加が所属し、10シーズンぶりにリーグ優勝を成し遂げたマンチェスター・シティ・ウィメンズを特集。現地での突撃取材を行った。
マンチェスター・シティ・ウィメンズの欠かせないキープレーヤーの一人が22歳の藤野だ。優勝した2025-26シーズンにはヤング・プレーヤー・オブ・ザ・シーズンに輝くなど、年間を通して圧巻の活躍を見せた。
藤野のストロングポイントの一つがドリブルだ。“なでしこジャパンの三笘薫”とも称される鋭いドリブルスキルを持ち合わせている。番組では、2025年のブラジル遠征で見せたワンシーンを紹介した。
センターサークル付近の左サイドで、下がりながらボールを受けた藤野は、相手選手を背負いながら鋭く反転して前を向く。そこから一気にドリブルを開始すると、瞬時の判断とテクニック、さらにスピードを生かして相手選手を置き去りにした。
そんなドリブルに絶対的な自信を持つ藤野は、海外挑戦2年目でその武器をさらに進化させたという。
「フィジカルが強い相手に距離感が近くなってしまうと圧倒されてしまう。逆に遠すぎるとスピードで勝てない。最初のポジショニングを一番意識的に変えた」
さらに、相手との間合いを具体的に説明する。
「スピードで上回れない相手には、わざと外側をとって相手と同じラインや角度的にスピードで勝てる間合いに持っていくことを意識している」
番組では、そんな意識が表れたワンシーンも紹介された。
右サイドにいた藤野は、相手選手と距離を取るように外へ開いてボールを受ける。本人が語った「体をぶつけられない」「スピードで勝てる」位置を自ら作り出した形だ。
すると直後、相手が寄せてくるタイミングで一気に縦へ突破。スタートした瞬間から体1つ分ほど前に出ると、そのまま相手を置き去りにしてボックス脇まで一気にボールを運んだ。
圧倒的なスピードだけで相手を抜いているように見える藤野のドリブル。その裏には、相手のフィジカルやスピードを見極め、自分が勝てる距離を先に作るという細かな工夫があった。
(ABEMAスポーツタイム)
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