
台風や悪天候で2年連続で中止となった東京・江東区の花火大会が、来年も天候とは別の理由で開催が危ぶまれています。
保険加入困難?開催ピンチ
およそ6000発の花火が夜空を彩る江東花火大会。例年8月に行われていますが、今年は台風15号の影響で中止になりました。
大会は去年も悪天候のため中止となっていて、2年連続で花火は上がりませんでした。
来年こそは開催が期待されますが、主催する区には例年通りの開催を決めきれないある事情があるといいます。
東京・江東区 中島雄太郎区議(48)
「2年連続花火大会が中止になって、来年も保険に入れるのかどうか、保険会社からは見積もりすら取れないとの状況が明らかになりまして」
大会の開催が中止となった場合に費用を賄うための保険。加入できない場合、来年の花火大会はどうなるのでしょうか。
リスクを下げる案を検討
例年1万人以上が訪れる江東花火大会。悪天候で2年連続中止となりました。
区は開催中止に備えるための保険に加入していて、去年はおよそ1億9000万円の開催費用を、保険や前年からの繰越金などで賄うことができました。
しかし、区議の1人が作成した区議会の委員会の議事録によると、来年の大会に向けては保険への加入が難しい見込みとなっているといいます。
2年連続の中止で、保険会社が支払う保険金の金額が多くなっていることが原因です。
区は、現時点で大会そのものの中止は検討せず、保険に頼らず開催できる予算の枠組みを検討しているといいます。
中島区議
「気象予報士などと相談して8月(開催)がいいのか、もしくは例えば冬にずらせば開催の可能性は上がるのかなどを検討したうえで、来年1月に結論を出したいと」
大会開催に向けた準備には半年ほどかかるため、今後2カ月ほどで結論を出す必要があるといいます。
「規模を縮小することも一つの選択肢。開催中止リスクを下げる、かつ財政リスクも下げるようなことを検討していかないと」
この花火大会は地域住民が主催する形で始まりましたが、負担の大きさから一度中止に。区民らの要望で、区が主催する形で3年前に復活していました。
「来年は絶対負けられない戦い。区民の意見も聞きながら検討していかないといけない」
(「グッド!モーニング」2026年10月12日放送分より)
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