自身を支持しなかった自治体の道路予算を「大幅に削った」とする発言などで連日批判を浴びている簗和生農林水産大臣は13日、閣議後に取材に応じた。野党側から問責決議案の提出が検討されていることや、自身の疑惑対応のために農水省内に異例の「お支えチーム」が結成され、省内から不満の声が上がっていることについて釈明した。
【映像】「お支えチーム」について質問された瞬間(実際の様子)
参院の野党6党の国会対策委員長は9日、簗農水大臣に対する問責決議案の提出を検討することで一致している。この動きに対する受け止めと対応方針を問われた簗農水大臣は、「国会のお決めになることについては、立場上申し上げることはできませんけれども、引き続き、しっかりと説明を尽くして、真摯に対応してまいりたいと考えております」と述べるにとどめた。
さらに会見では、相次ぐ疑惑への対応にあたる簗農水大臣をサポートするため、農林水産省内に「お支えチーム」が作られたことについても質問が及んだ。
記者から、このチームが公職選挙法違反の疑いなどが報道されている事案について法的な論点整理や国会答弁の作成にあたっており、省内から「本来の業務そっちのけでやるべきことか」と疑問の声が出ていると指摘されると、簗農水大臣は「こうした形で、様々な対応に関係者の皆さんも含めて当たっていただいているということには、私も心苦しく思っております。私の政務に関わることについては一義的には私のスタッフが対応しているところでございますけれども、国会対応ですとか大臣としての職務の関係で、こうしたことにあたってもらっている職員もいますので、そういった事情でございます」と弁明した。
簗農水大臣は政務については本来自身のスタッフが対応しているとしつつも、国会対応などが絡むため省の職員にも対応させている現状を認め、「いずれにしてもですね、関係者に非常に負担をかけているということもありますので、その点についてはですね、大変申し訳なく思っております」と陳謝した。
簗農水大臣をめぐっては、道路予算の「カット発言」に加え、自身の政治活動報告で「箇所付けを私がしてきた」などと予算配分についての発言をしていたことや、市バスの無料送迎問題など疑惑の追及が続いている。9日の自民党の会合では、鈴木宗男参院議員から「決意表明の前に、人としての矜持を問われてんだよ」と厳しく批判を受ける異例の事態となった。また、熊本出張の際に記者を指して「クソみたいな質問をしてくる」と発言したとされる問題についても「明確に覚えていない」としている。
(ABEMA NEWS)
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