
サウジアラビアで11日、空港が攻撃を受け、1人が死亡しました。この空港は前の日にもフーシ派の攻撃を受け、多数の死傷者が出ています。世界第2位の産油国であるサウジアラビアへの相次ぐ攻撃。日本国内の石油価格はどうなるのでしょうか。
【画像】激しい閃光が走ったサウジアラビアの国際空港の保安検査場
サウジの空港が再び標的に
保安検査場に大勢の人が列を作るなか、突然、閃光(せんこう)が走りました。
標的となったのは、年間4000万人が利用するサウジアラビアの首都リヤドの国際空港です。300人以上がけがをして、13人が死亡しました。
その翌日にも再び空港が攻撃され、サウジアラビア当局は1人が死亡、1人がけがをしたと発表しました。
攻撃したのは、イエメンを拠点とする反政府武装組織「フーシ派」です。幹部が取材に応じました。
フーシ派幹部
モハメド・アルブハイティ氏
「(Q.今回のフーシ派の攻撃の意図は?)封鎖には封鎖、敵対行為には敵対行為。我々の空港の攻撃を開始したのはサウジアラビア側です。これは正当防衛だといえます」
フーシ派によるこの空港への攻撃は1週間で4回、犠牲者は18人に上ります。
原油価格に懸念も
サウジアラビアとフーシ派の衝突が激しさを増すなか、船舶の中ではイエメンに面するバブエルマンデブ海峡を避ける動きが広がっていて、原油価格への影響が懸念されています。
野村総合研究所
エグゼクティブ・エコノミスト
木内登英氏
「フーシ派とサウジアラビアの戦闘激化は、紅海側から原油の輸出の大きな妨げになるので、世界的に原油価格を押し上げる要因には一応なる」
ただ、木内氏によりますと、今回は石油関連施設ではなく空港への攻撃だったことから、原油価格を大きく押し上げる事態には至っていないといいます。
しかし…。
木内氏
「サウジアラビアのパイプラインとか、石油精製設備などが被害を受ける場合には、再び紅海側からの原油の輸出が滞ってしまうので、その時には原油価格は再び100ドルを超えていく可能性がある」
(「グッド!モーニング」2026年10月13日放送分より)
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