
12日午後10時ごろから、博多と鹿児島中央の全線で一時運転を見合わせていた九州新幹線は、13日も始発から運転を見合わせました。
【画像】車両や架線に“異常” 運転再開“二転三転”で混乱…九州新幹線 一部区間で終日運休

鹿児島中央駅の窓口には、払い戻しや時間の変更をする人たちの長い列ができていました。
仕事で博多へ行く人
「全然、情報を見てなくて、来たら止まっていた。ワインの仕事をしていて、ワインの試飲会がある。(Q.試飲会には)間に合いそうにないかも」
そもそもの発端は、熊本市にある車両基地で点検中の新幹線に異常が見つかったこと。通常、パンタグラフが架線と接触する部分には、金属製の板が取り付けられています。問題が見つかった車両のパンタグラフは、その金属板が脱落していました。

JR九州は、当初、運転再開の見通しについて、遅い区間でも午後2時ごろとしていましたが、今度は、熊本ー新八代の間で、架線の部品が外れているなどの不具合が発覚。パンタグラフの損傷が見つかった車両基地のすぐそばです。その結果、当初の予定よりも、さらに4時間ほど、運転再開が遅れることになりました。

7月の熊本地震では、九州新幹線も大きな被害を受けました。
線路がゆがんだり、防音壁が落下したり、約1000カ所もの被害が確認されました。そのうち100カ所が電気系統でした。

全線での運転再開にこぎつけたのは、地震発生から52日後。
それから、ひと月も経たないうちに、今回のトラブルが発生した形です。
熊本ー鹿児島中央間は、復旧のめどが立たず、終日運休となりました。
北九州市の自宅へ帰る人
「この間、地震の被害があった熊本ー八代の間はゆっくり来た。『車両が傾くから注意して』と。大丈夫かなと、こんなに傾く」
JR九州によりますと、まだ地震の影響は残っていて、通常よりも速度を落として運行していました。

九州新幹線の博多ー熊本間は、午後4時過ぎに運行を再開しました。14日は、熊本ー鹿児島中央間も含め、始発から通常通りの運行を予定しているということです。
