
山梨県の本栖湖で名物のヒメマスを食い荒らす大型の外来魚が増えています。その駆除を目的とした釣り大会が今月行われていて、1匹につき1000円が支給されます。優勝者には豪華景品も用意されています。
レイクトラウト釣り大会
山梨県にある富士五湖の1つ・本栖湖。釣り人たちが狙っているのは、北米原産の大型外来魚・レイクトラウト。最大で1メートルに達します。
本栖湖では4年前からその生息が確認されていて、特産のヒメマスが食い荒らされています。
本栖湖漁業協同組合 伊藤正一組合長(77)
「漁協とすればヒメマス釣りができないということは、収入面にしてもだいぶ落ちています」
地元の漁協は春と秋のヒメマス釣りの解禁を見送っています。ヒメマスを増やすため、おととしまでヒメマスの放流を行っていましたが…。
伊藤組合長
「放流しても魚食べられてしまう。解禁するほど残っていないので、ちょっと難しいところです」
2023年に本栖湖で行われた調査では175匹のレイクトラウトが確認され、捕獲した魚のおよそ3割を占めるまでに増えています。
そこで本栖湖がある富士河口湖町と身延町などはレイクトラウトを根絶するため、去年からレイクトラウト釣り大会を開催しています。今年の大会期間は今月1日から31日までの1カ月です。
1匹1000円支給 景品も
釣ったレイクトラウトを本栖湖漁業協同組合に持ち込むと、1匹あたり1000円の駆除協力金が支給されます。
伊藤組合長
「少しでもレイクトラウトを減らそう。そういうふうな感じでやってます」
さらに大会期間中、最も多く釣った人には富士河口湖町と身延町の特産品1万円分が贈られます。
12日の時点で漁協に持ち込まれたレイクトラウトの数は10匹。現在1位の人もまだ2匹しか釣れていないため、これから大会に参加する人にも優勝のチャンスは十分あります。
2匹を釣り上げた暫定1位の男性は、こう話します。
「外来種に限らず今ある自然とか、管理してきた人へのリスペクトがすごく大事だなと感じる。そこを大事にしていきたい」
釣り上げたレイクトラウトは、ムニエルにして食べたといいます。
「非常においしくて、全く皮に臭みがない。肉もパサつかずにしっとりしていて、しっかり味がありました」
(「グッド!モーニング」2026年10月14日放送分より)
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