
高市早苗総理大臣には任命責任、簗和生農林水産大臣には説明責任が求められています。新たな疑惑も持ち上がりました。
わずか28日での辞任劇
簗大臣
「(Q.どちらの大臣に?)農林水産大臣です」(先月17日)
先月の内閣改造で初入閣を果たした簗農水大臣。在任わずか28日での辞任劇となりました。
簗大臣
「那須烏山市と那珂川町の令和8年度道路予算については大幅にカットしました」(5月24日 自民党支部の会合)
就任間もなく「予算カット発言」が明るみに出ると、簗大臣は釈明に追われます。
簗大臣
「地元のために一生懸命取り組んできたという思いと同時に、参加者の気持ちに応えようという思いから、事実と異なる発言をしてしまった」
高市総理
「しっかりと説明したうえで、襟を正して職責を全うしてほしいと考えている。とにかく働いて仕事で返せと言っている」
シャトルバス疑惑で変化
高市総理は続投を明言してきましたが、風向きが変わったのは「シャトルバス疑惑」です。
直近2回の衆院選で簗大臣の陣営が手配したシャトルバスで有権者を無料送迎した問題が発覚。簗大臣は当初「スタッフが事前に選挙管理委員会に確認した」と説明していました。
ただ、ここで高市総理のトーンは変化しました。
高市総理
「仮に違法性のあるようなことがあれば、その時に私はちゅうちょはしません」
14日午前の段階ではまだ続投の意欲を示していた簗大臣は、次のように発言していました。
「総理から任命いただいているので、全力で職責を全うしていきたいと考えている」
追い打ちをかけた新疑惑
しかし、追い打ちをかけるように新たな問題が浮上。2024年の衆院選で、簗大臣への投票を呼びかける電話を陣営の事務所でかけていた事務員に対し、報酬を支払っていたという疑惑です。
実際に電話をかけていた事務員に話を聞きました。
「電話かけとお茶出し。お手伝いをしてもらって無償というのは申し訳ないという気持ちで、少しだけでも交通費ぐらいの気持ちで出していたんじゃないですかね」
事実であれば公職選挙法が禁じる運動員買収に該当する行為です。簗大臣が直接作業を依頼したケースもあったといいます。
国民民主党 村岡敏英衆院議員
「何か疑惑が買収の疑惑ということで、電話かけの人に(報酬を)払ったというのも出てきました。大臣、どう弁解しますか」
簗大臣
「ご指摘のさまざまな件について真摯(しんし)に受けとめて、説明をしっかりと尽くしていきたいと思っている」
簗大臣の一連の答弁を受け、高市総理は心中を吐露します。
「簗大臣の答弁もこの問題になるといま一つですが、ただ農業、農業政策に関しては本当に紙も見ずにしっかりと答える素晴らしい答弁をしていたと思う。いろいろなことが今回あって、なかなか皆様の納得をいただけない説明しかできていない。今の現状が私は残念でなりません」
予算委員会が終わると簗大臣は一礼し、委員室を後にしました。
高市総理と面会し辞意を伝えたのは、それからおよそ1時間半後のことでした。
(「グッド!モーニング」2026年10月15日放送分より)
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