
秋に桜が開花です。東京・上野公園のソメイヨシノに珍しい現象が起きています。
ソメイヨシノ 季節外れの開花
都内から来た人(50代)
「不思議ですね」
宮崎から来た人
「ポップコーンみたい」
秋とは真逆の珍しい光景が目の前に広がっていました。
東京・上野恩賜公園で咲いていたのは、春に見頃を迎えるはずのソメイヨシノ。季節外れの開花となりました。
都内から来た人(30代)
「桜ですか?これ。そもそも咲くんですね、秋に」
アルゼンチンから来た人
「本当に幸せ。この季節にはサクラはないはずだから」
長年、上野のサクラを見守る木村さんにも見てもらいました。
上野桜守の会 木村雄二さん
「ここまで多く咲くのは、20年くらいこの活動に携わってきて初めて」
「カンザクラがこの時期咲くのは私も初めて」
異例の早咲きに驚きを隠せません。なぜ今、これだけ開花したのでしょうか?
「台風が去って気温が上がると、花が咲くことはあった」
街の人は…。
埼玉から来た人(90代)
「暖冬だからサクラが狂い咲きしたのかな」
埼玉から来た人(70代)
「気候の変動?分からないけど」
なかなか真相には迫れず…。そこで番組はサクラ博士に聞いてみることにしました。
なぜ今開花?
サクラ博士
森林総合研究所 勝木俊雄さん
「秋咲きが起きる時は必ず落葉しているはず」
たしかに、取材した木も、この時期にはまだついているはずの葉がほとんどありません。
本来、サクラの花の芽の成長は、秋にはいったん止まります。これは休眠と呼ばれる現象です。
ただ、何らかの原因で通常よりも早く多くの葉が落ちてしまうと、「休眠」がうまくいかず、秋のうちに成長して開花してしまうといいます。
「今年の(落葉の)現象に関しても、東京は秋の雨が早くから続いた。その時期が影響していた可能性も」
ちなみに、街の人からはこんな疑問も。
都内から来た人(30代)
「これ今咲いて…春も咲く?」
サクラ博士の回答は…。
「(Q.今咲くと来春は咲かなくなる?)個々の花についてはそうだが…(春には咲かなくなる)、木全体でみると、秋に咲く割合はそんなに多くない。通常の秋咲きだと1割。残りの9割の花芽は来年の春に咲く。そこまで花が少なくなることは普通起こらない」
来年も満開の桜のもと、お花見を楽しむことができそうです。
(2026年10月15日放送分より)
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